今日の本の引用は
すてちゃえ すてちゃえ
ひろちさや 著になります
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「愛とは相手に変わることを要求せず、相手をありのままに受け容れることだ」現代イタリアの劇作家ディエゴ・ファブリの言葉である。この言葉は「愛のリトマス試験紙」になると思っている。恋人どうしの愛であれ、夫婦の愛であれ、親子の愛であれ、一度このリトマス試験紙によってテストしてみるとよい。そうすれば、それが本物の愛であるか否かが分かるであろう。
~ 宗教評論家 ひろさちや氏より ~
たとえば、恋人どうしで、食事をするときの相手の食べ方がいやだと悩んでいる人がいる。どうしたら相手を変えることができるか…と質問されることが多いが、それのような質問が出てくるのは、その人が相手を愛していないからである。相手を支配しようとしているのであって、それは愛ではないのである。自分が変われないのであれば、その相手との恋はやがては冷めるであろう。
夫婦のあいだも同じである。二人は夫婦になってしまったのだから、その結婚を解消したくないのであれば、互いに相手を変えようとしてはいけない。自分のほうが変わろうとすべきである。それが結婚をつづけさせるうまいやり方である。
親子の関係だって、同じことがいえる。親は自分の希望を押しつけて、子どもを変えようとする。親から見た「いい子」にさせようとするのだが、それは親が子どもの支配者になろうとしていることである。真実の愛情を持った親であれば、あるがままの子どもを受け容れるのが、真の愛だかである。わが子の成績を一方的にしかる親は、所詮は支配者と知るべきである。
本のポイントはここ!
愛を本物にするかどうかは自分次第。ありのままを受け入れていった分だけ、愛の濃度が濃くなっていく。自分がありのままを受け入れてがまんするのではなく感謝する。それが愛を育むことなんですね
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