マキャヴェリの経営語録

本心を育む人生を出発しましょう

実は本心を育むのに一番有効な手段は『本を読むこと』です。
なぜなら、本を読むことは人との深い出会いになるからです

人望がある人に共通しているのは、常に本を読んでいることと言われています
私は50年に人生でそれを実感しました

FUJU
FUJU

今日は引用は

マキャヴェリの経営語録

になります

今日の本の引用はこちら!

アメリカにチェサピーク・アンド・オハイオ鉄道という会社がある。この会社が生き残りをかけて打った手は色々だが、とくにユニークだったのは、線路の複線を単線にしてしまったことである。鉄道のコストの最大のものは、線路である。単線にすればコストはもうれつに下がる。
考えてみると、複線の必要は、列車がすれ違うときだけである。それ以外は単線でよい。そこで、片方のレールをひきはがしてしまった。もちろんそれを実行するまでには多くの反対があったが、断行したとたんに黒字になってしまった。我々は、多くの場合、様々なものを引きずって生きている。
「これは、親の代から決められていることだから変えられない」
「売れなくなってきたが、この商売は続けなければならない」
あまり深く考えもせずに、何年も何十年も続けていることは多くある。
「せっかく2本作ったレールをなぜ一本に減らさなければならないのか」
と、過去のしがらみや、情緒的な感傷に流されていないだろうか?
「これは、運命だから仕方がない」
とはじめから、あきらめてはいないか?どんなに絶対的に決まっていると思われることでも、一度疑って見る必要はある。決まっている運命もあるだろうが、変えられる運命は半分もある。
自分の中に、使っていないレール、効率の悪いレール、さび付いたレールが何本かあるとしたら…
勇気を持って、一度、「レールをひきはがす」ことを考えてみる必要がある。

『マキャべリの経営語録』PHP文庫

今日のポイント

いつの時代も成長するには、前の自分を一旦壊す必要があります。鷲が古くなったくちばしを自ら、壊す。蛇が脱皮するときにギリギリ通れない穴をあえて通って皮を脱ぐ
成長こそ、幸せの源泉ならば、一歩踏み出す勇気こそ、自分を一回り成長させるのに必要なことですね

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