本心を育むNO532 ごきげんの価値

揺らがず・囚われずの心の状態を心理学ではフロー状態と呼んでいます。

それは日本人的にわかりやすく言えば要するに機嫌がよいことです。

機嫌のよさは何ものにも代えがたい素晴らしい状態です。

機嫌のよさは自分自身のパフォーマンス向上にもいろいろ役に立つでしょう。

例えば、機嫌が悪いよりも機嫌のよい方が、仕事が早く済むとか集中が持続するとか

アイディアが出るとかミスが減るとかよく眠れる、部屋の片づけができる、などなど。

もちろん、誰でも機嫌が良い方がいいに決まっています。

ところが、そんな大事な自分自身の機嫌を人はいとも簡単に外界の環境や出来事や他人によって手放してしまいます。

自分自身の機嫌をもっと大切にしましょう。

機嫌のよいことの自分にとっての価値をもっともっと考え、自分の機嫌を簡単に手放す人生を終わりにしませんか。

自分の機嫌を大事にする生き方は自己中ではありません。

自分の機嫌を大事にすると自分勝手なのではないかと思われそうで自分の機嫌よりも相手の機嫌を優先してしまっている人がいます。

しかし、機嫌のよいあなたの方が機嫌の悪いあなたよりも必ずやどんな人でもまわりの人にやさしくなるはずです。

そうすなわち、自分の機嫌を大事にできる人は実はもっとも人のためになる生き方を実践している人なのです。

躊躇せずに自分の機嫌を大事にする生き方を自分のためだけでなく人のためにも選択して行きましょう。

そう自分が決めればいいのですから・・・。

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所長視点

自分の機嫌を大事にしたとしても、環境や他人からくる事情がなくなるわけではありません。

自分の機嫌を大事にしていても、自分の予想外のことを他の人から言われただけで、瞬間的に心が乱れ、その言葉に囚われ、気持ちが持っていかれて不機嫌になってしまいます。

その不機嫌になったときがポイントです。

そのまま、自分の気持ちが不機嫌になったのを環境のせいにして、不機嫌のままでいるのではなく、自分で自分の機嫌をとる。少しの気持ちの変化ですが、自分の意思で自分の機嫌を取れることの価値に気づけたときに自分のなかに軸をもつことができます

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