本心を育むNO522 この世に何しにきたのか

『私たち人間が生きている意味、人生の目的はどこにあるのでしょうか。

その根本的な問いかけに、私は真正面から、それは「心を高める」こと、「魂を磨く」ことにあると答えたいと思います。

欲に迷い、惑うのが、人間という生き物の性です。

放っておけば、私たちは際限なく財産や地位、名誉を欲しがり、快楽に溺れかねない存在です。

生きている限り、衣食が足りていなくてはなりませんし、不自由なく暮らしていけるだけのお金も必要です。

立身出世を望むことも生きるエネルギーとなるだけに、一概に否定すべきものでもないでしょう。

しかし、そういうものはいくらたくさん溜め込んだとしても、どれ一つとしてあの世へ持ち越すことはできません。

この世のことは、この世限りでいったん清算しなくてはならないのです。

そのような中で、たった一つだけ滅びないものがあるとすれば、それは、「魂」というものなのではないでしょうか。

死を迎えるときには、現世でつくりあげた地位も名誉も財産もすべて脱ぎ捨て、「魂」だけ携えて、新しい旅立ちをしなくてはなりません。

だから、「この世に何しにきたのか」と問われたら、私は、「生まれたときより、少しでもましな人間になる、すなわち、わずかなりとも美しく崇高な魂を持って死んでいくためだ」と答えます。

様々な苦楽を味わい、幸不幸の波に洗われながら、息絶えるその日まで、倦まず弛まず、一所懸命に生きていく。

その日々を磨砂として、人間性を高め、精神を修養し、この世にやってきたときよりも少しでも高い次元の魂を持ってこの世を去っていく。

私はこのことよりほかに、人間が生きる目的はないと思うのです。


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所長視点

人生の目的は、人から教えてもらったり、いろんな経験をする必要がありますが、最後は、自分の心の中から『気づいて、悟る』ものです。

『気づいて、悟ったもの』だけが、自分の人生の羅針盤になって自分を導いてくれます。

その羅針盤は、しばらくするとアップデートが必要になり、そうすると人生が上手くいかないようなったと感じますが、その『上手くいかなくなった経験』がアップデートに必要な『気づき』を与えてくれます。

人生は楽しいですね

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