「人生というのは、冥土までの暇つぶしだよ」
『人生とは何ですか?』という問いに、今東光氏はこう答えた。何か困ったことや、とても解決できなような重大なことが起きたようなとき、この言葉を思い出したら、ふっと力が抜ける。
「なんとかしなくては…」と真剣に思えば思うほど、ドツボにはまり、身動きがとれなくなる。
そんなとき、「人生は冥土までの暇つぶし」とか「人生とは、どうでもいいもの」と思えるなら、そこに余裕ができ、物事を客観的にみることができる。ただひたすら真面目に物事を見るだけでは、創造的な解決はできない。
そこに、「笑い」だったり、「ちょっとふざける」とか、「面白がる」、「ユーモア」なども必要だ。「仕事こそが人生にとって最大の重要事だ」世の中にはそう主張する人がいますが仕事が人生に占めるウエイトはじつはそれほどたいしたことはないからです。
『人生の教養が身につく名言集』 出口治明 三笠書房
時間で測ってみれば、1年8760時間のうち、仕事をしている時間はせいぜい2000時間程度。全体の約2~3割にすぎません。
残りの7割は食べて寝て遊んで子育てをしているのです。
仕事は3割ですから、人生全体から見れば「どうでもいいもの」「優先順位が低いもの」
その人の人生すべてを支配するものではけっしてない。
人生を楽しくするのはパートナーであり、家族であり、気の置けない友人たちなのです。
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所長視点
お金や財産といった形のあるものは冥土にもっていけません。裸で生まれてきたのだから裸で帰っていく。
唯一もっていけるものは魂ですから
魂をどれだけ磨いたか=どれだけの人の心を喜ばしたか
がもっとも重要です。
人を喜ばすのは意外と簡単。人はご機嫌な人といると嬉しくなるものですから、自分がご機嫌でいることが何よりも人を喜ばすことにつながります
どんなときでも、自分がご機嫌でいるように、自分の気分は自分で責任をもつ。これができる人が魂が磨かれた人なのかもしれません
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