還暦からの底力

本心を育む人生を出発しましょう

実は本心を育むのに一番有効な手段は『本を読むこと』です。
なぜなら、本を読むことは人との深い出会いになるからです

人望がある人に共通しているのは、常に本を読んでいることと言われています
私は50年に人生でそれを実感しました

FUJU
FUJU

今日は引用は

還暦からの底力

 出口治明 著 になります

今日の本の引用はこちら!

高齢者が生かされている歴史的、生物学的意味 現在の科学の進歩は凄まじく、いろいろなことがわかってきています。ジョージアで発見された180万年も前の原人の遺骨には、歯が全くありませんでした。動物が歯を失ったら食べることができず必然的に死を迎えることになりますが、この原人は歯をなくした後もしばらく生きていたことがわかっています。ということは、誰かが食物をすりつぶして食べさせていたとしか考えられません。180万年も前に介護が行われていたのです。
ホモ・サピエンスの歴史のなかで、高齢者はその知識や経験が群れ全体の生存に役立つだけではなく、たとえばみんなが食べ物の狩りや採集に出払っている間に赤ちゃんの面倒を見るとか、留守番をするなどして、次世代の育成に役立ってきました。こうした歴史的、生物学的な事実を踏まえると、高齢者がなぜ生きているのかといえば、次の世代のためというのがその答えになるでしょう。
われわれ老人は子育てを支援し、若者が子供を作りたくなる環境を整備する。高齢者は「次世代のために働くこと」に意味があり、次世代を健全に育成するために生かされていると考えるべきなのです。そう考えると「保育園が近くにできるとうるさくて昼寝ができない」などと反対する高齢者は、自分が何のために生かされているかという本分をわきまえない人というほかありません。
洋の東西を問わず、船が沈没する際に脱出する順番は子供、女性、男性、そして高齢者です。なぜなら、その順番にしないと群れが死滅するからです。高齢者より、将来を担う若者たちの優先順位を高くしなければいけないということは、昔からみんな、わかっていたのです。

『還暦からの底力』講談社現代新書

今日のポイント

木を植えるように、将来に向かって今から幸福の種をまいておくことを「植福」というそうです。次世代のため、社会の役に立つ努力をコツコツと重ねることも「植福」になるでしょう。マルティン・ルターは「たとえ明日、地球が滅びようとも、今日私はリンゴの木を植える」 いいました。次世代のために働く人でありたいですね      

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