自立するために必要なことはあれこれ言わない

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「本心を育む」ブログはこんなブログです

最近『成長が止まっている…』と

感じている人に、

身の回りの出来事を心の成長に

つなげるヒントを、本の中から

所長がチョイスし『エキス』として

提供します


所長
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今日のエキスは

心理学者 河合 隼雄 著

『人の心はどこまでわかるか』

からの引用です


★ 河合 隼雄さんは他にこんな本を書いてます

Bitly


今日のエキス

私はあるクライエントから、
「先生はなにもしない人だと思ったけど、ほんとうになにもしませんね」
と言われたことがあります。

そのとき私は「ほんまにそうやなあ」と言ったのですが、
まさにそれが私たちの原則で、
それによってその人は自分で頑張っていくわけです。

だから、クライエントからそういうことを言われたら、
私にとっては成功なのです。
クライエントがそういうことを言えるようになったこと自体、
自立してきた証拠です。

対応でもっともまずいのは、

あれこれ説明する ことです。

あまりしつこく説明すると、
こちらのやっていることが絶対的に正しいということになってきて、
クライエントが文句を言えなくなってしまいます。

それでは自我が鍛えられていきません。
だから、相手に文句の言える余地を残しておくほうがいいわけです。
教師や親がよくやる失敗は、あまりきれいに説明しすぎることです。
これでは子どもは口で反論できませんから、
しかたなく手が出る、足が出るということになり、
校内暴力や家庭内暴力に発展するわけです。
言葉で攻撃できる余地を残すことが必要です。

『人の心はどこまでわかるか』講談社新書


今日のポイント

教育のゴールは、自立することです。

親や、教師といった教える側のものが教えすぎるから、自分で考えようとしなくなります
自立できない従順な子どもができだけ…

人を育てるには、忍耐が必要で、一旦任せたら、失敗するのがわかっていても、
口を出さずに見ていなければならないときもあります

自分が自立するのが必要かも…


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