手に入れたものは、人に与えよう

「本心を育む」のトリセツ

皆様の本心が刺激をうけ、栄養になりそうなお題を、まさきち所長がチョイスし

まさきち所長視点で解説しています

日々の生活で、真の家庭づくりにお役立てくださればさいわいです


まさきち所長
まさきち所長

今日のお題は江上治(えがみおさむ)さんです

巨人のピッチャーだった人?

まさきち所長
まさきち所長

有名プロスポーツ選手から経営者まで、

年収1億円を越えるクライアントをカリスマ・ファイナンシャルプランナーです

https://www.jmca.jp/prod/teacher/2054

今日のお題

人脈に関することで、うまくいっている人たちに共通することは何かを考えてみました。

すると、この共通項の最初にあげたいこととして、意外にも彼らが、

「一人で勝とうとは考えていない」

ということがあります。

一人でやっている人はだれもいないのです。

これが「人脈づくり」を大切にする行動につながるのですが、現代は才能をシェアして、チームで勝ちにいく時代であることを、彼らがよく知っているのです。

この考えから、彼らの人脈を重要視する行動が導き出されています。

つまり、うまくいっている人たちは、人との出会いにたいへんなエネルギーを注いでいるのです。

ほぼ毎日、だれかと会食する時間を持つ事業家さえいます。

その際の出費は、自分持ちなのはいうまでもありません。

そこまでして、人脈づくりに熱心なのです。

この行動の根底には、万能の人間、完全な人間などは一人も存在しない、という考えがあります。

自分一人では、事業は成し遂げられないことを知っているのです。

経験や知恵の足りない分は、他人の力を借りなくてはなりません。

周囲の協力を得て、大きな成果を上げるために、時間とお金を人脈づくりに注いでいるわけなのです。

うまくいっていない人というのは、残念ながらこの「他力」がいちばん欠けていると、 私は思います。

人間関係の構築、人脈づくりのために行動することが少なく、一人でがんばってしまう傾向があるのです。

最初はそれでもうまくいくかもしれませんが、永続することはありません。

人脈づくりでのコストとは、相手に有益な情報、価値ある情報を提供することです。

相手は、有益で価値ある情報をもらうことによって、自分の価値が上がるのですから、 情報の提供者は貴重な存在となります。

中国地方で9店舗の美容室チェーンを展開して成功しているHさんは、自分のノウハウ をすべて同業者に公開しています。

流行を把握する方法や、技術の向上の仕方をはじめ、経営のノウハウまで、実例を紹介しながら同業者に情報提供しているのです。

Hさんの場合は、人脈づくりが目的ではなく業界の活性化のためですが、こうしたノウハウを独占していても、いいことはひとつもない、というのです。

みんなが自分の殻に閉じこもってしまったら、業界が廃れてしまう、そうしたら長い目 で見て、自分にとってもプラスは何もない、と。

自分が長い時間をかけて培ってきたノウハウを出し惜しみせず、みんなで分かち合い、 協力し合って、ともに成長することが、最終的には、業界も自分も繁栄する道だというHさんのもとには、当然、多くの人が集まってきます。

 彼の分かち合いをポリシーとする人間性が、強い求心力となっているのです。

その求心力による人脈が、より多くの情報の集積をもたらし、結果的に、Hさん自身の 価値を高めているのです。

《手に入れたものは、人に与えよう。分かち合って、どんどんシェアしよう。他力を活かして、皆で成長するのだ。》

万能な人間、完全な人間などいない。 だから、多くの人と協力し合うのだ。 相手に有益で、価値ある情報を 与えてくれる人間に、人は集まるのだ。

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所長視点

社会はgive & take で成り立っています。

そのなかで「まず与えよう。人を喜ばせよう。全体のために生きよう」とする人と

自分の利益を確保するために「与えることを惜しまない」人とがいます。

どちらも与えているので、成功に近づいていくし、人気があり、信頼もされますが、もし

誰もいない無人島に、誰か一人連れていくとしたら、どちらを選ぶでしょうか?

そんな状況でも選ばれる人になりたいですね




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