「一緒にいて楽しくないのはどんな人か」と聞いたら、男女を問わず多いのは「いつも慌ただしくて、人の話を聞かない人」という回答です。
何をしていても、それに集中できずにドタバタ動いたり、気分がソワソワして目が泳いでいるような人は、人に好かれず運もついてきません。
慌ただしい空気を出すと、運気が落ちるんだなぁと、見ていて感じます。
逆に、どれほど忙しくも、まったく慌ただしさを感じさせない人もいます。
彼らは、分刻みのスケジュールで次々と人に会っていても、目の前にいる人としっかり向き合っています。
すると、たとえ5分であろうとも、「一緒にいてくれた」という強い印象が相手に残ります。
アンケートで、「デートのときに、もっともして欲しくないことは?」という質問がありました。
その答えのトップは、「ご飯を食べているときに、スマホでメールやメッセージをチェックすること」だそうです。
ふだん、メールを受信したら、すぐにメールを返すクセのある人は、デートの相手と一緒にいても、着信音に反応して、スマホを手に取ってしまうのです。
こいういう慌ただしさは、やはりよくないでしょう。
いい運をつかみたければ、どんなに忙しい局面でも慌ただしくならないように振る舞うことです。
時間が押しているようなときほど、それを表面に出さず、あえて、ふだんより落ち着いてゆっくり行動してください。
いつの間にか慌ただしく過ごす習慣が身についてしまっていないか、チェックしてみましょう。
『強運を味方につける49の言葉』本田健 PHP文庫
所長視点
情報は生活を豊かにするために活用するものです。
情報にふれることで不安になったり、振り回されたり、余裕がなくなったりしたら本末転倒です。
スマホをチェックしないとなんとなく落ち着かない…を感じてしまう心の状況はかなり、情報に振り回されていると思ったほうがよさそうです。
それは心が「今を生きていない」状況でもあり、心が身体に引きずられている状況でもあります。
すべての幸せはその状態に気づくところから始まります
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