本心を育むNO517 生まれる前の僕

人はなぜ、生まれてくるのでしょうか?

これを子どもたちに聞くと、「人の役に立つため」、とりわけ「家族を幸せにするため」という答えが多いです。

臨死体験をされた方々の複数の証言によると、死後、閻魔様の前で聞かれるのは、次の2つのことだけだとも言います。

1. 陰徳を積んだか?(人知れず、他人の役に立ったか?)

2. 自分の人生を楽しんだか?

であるにも関わらず、私たちが「生きているのがつらい」と感じることが多いのは、なぜでしょうか?

私が、多くの子どもたちから集めたお話から解釈するに、たぶん、「自分がつらい思いをして、それを乗りこえたときに、魂はそれを“楽しい”と喜ぶ。そしてつらい思いをしたからこそ、同じようにつらい思いをしている人の役に立つことができる」からだろう、と思います。

つまり、ずっと幸せ、かつ平穏に過ごしているだけの人は、他人の心に寄りそえないし、魂も、実は「それで楽しい」とは思わないようなのです。

つらさのただ中にある人は、実は、同じようなつらさを経験したことのある人の助言しか、真剣には聞かないものです。

なので、そのためにもつらい経験をする必要がある、苦労する必要があるのかな、とも思います。


ぼくが生まれてきたわけ  池川 明 KADOKAWA

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所長視点

池川 明さんは胎内記憶をもった子供から話を集めて、改めて人生の意味や生命の大切さを発信している医師です。

胎内記憶をもった子供に「なんで生まれてきたの?」と聞くと

「家族を幸せにするため!」

と答える子供が多いそうです。

また、雲の上で見ていて、子供がお母さんを選んで産まれてくるとも。「なぜ、このお母さんを選んだの?」と聞くと

「優しそうだったから」と

「寂しそうだったから」

だそうです。

子供は生まれる前から親孝行なのです。

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