本心を育むNO484 クリエイター

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「スタートレック」というSFテレビシリーズには、放映当時まだなかった先進技術が50個も予言されている。
タブレット端末に、GPS、自動ドア、携帯電話など、非常に印象的な技術ばかりだ。
しかし「スタートレック」の脚本家はノストラダムスのように予言をしたのではない。
未来を生み出したのだ。
未来を予言したわけじゃなく、型破りなテクノロジーの存在する未来を視覚化したのだ。

それでどうなったか。
そうした刺激的な夢のアイデアを出した人たちの中に、本当に作れるのかを確かめたいと思った人がいた。
そして、作中に出てくるようなガジェットをどんどん作り始めた。
今ある先進技術の多くは、そうした非常に大胆で勇敢な人たちが想像力を駆使し、現在地と望んだ未来とのあいだのありとあらゆるハードルを乗り越えて作ったものだ。
彼らは未来に関する現実を作り出した。

優良企業はいつも次世代の商品をデザインしている。
未来を見据え、大胆な前代未聞の計画を立てて投資や拡大、再発明を行っている。
想像もつかないプロジェクトや大胆すぎるアイデアを完成させる日取りまで定めている。

優良企業は未来から逆算する。
未来を指針にすべてを進める。
エンディングからスタートするのだ。
これから登場するものを情報源にして自分を形作っていく。
それは、まだ起こっていないことに影響される日々だ。

優良企業は過去に引きずられるのではなく、未来に牽引されている。
彼らはまず、未来が現在に与えるインパクトのビジョンを描くところから始める。
未来を道しるべに、未来と因果を結んでいる。
これこそ、人生のまったく新しいデザインだ。
終わりから始まる人生だ。

あなたはクリエイターになるのだ。
言い換えるなら、未来を起点に考える人間になるということだ。

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所長視点

芸術家が作品を創造するときに、完成された作品を心のなかで創造した上で製作にとりかかります。

アスリートも勝利した自分をイメージし尽くして、そこに向かって練習し本番に望みます。

人生だけが、過去の延長で捉え、過去の出来事を引きずって今を生きてしまいます。

そろそろ、幸せな家庭をイメージし、幸福感溢れる未来をクリエイトするなかで、現実を生きる人生を生きてみるのもよいかなと思う今日このごろです

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