FUJU
今日は引用は
ちょっとした気の使い方93
になります
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人にものをあげたとき、うれしそうに感謝されると安心する。相手が喜ぶと思って、つくったり選んだりしたのであるから、その目的達成を目の前で確認し、満足する。
しかし、あとから一抹の不安を感じる。本当に喜んで食べただろうか、使っているだろうか、ということがわからないからである。しかし、わざわざ相手に対して、「おいしかったか」とか「便利につかっているか」などと、しつこく聞くわけにはいかない。
『ちょっとした気の使い方93』知的生き方文庫
ものを贈った側のそのような心理状態を考えると、もらった側としては、どのように消費したか、
どのように使用しているかを、相手に伝えるのが親切だ。こんなに喜んでくれるのであれば、また何かを贈って喜ばせようとも思う。
「贈りがいのある人」とおもわれるのである。ものをもらったら、上手に喜んでみせるのも、重要な処世術のひとつである
今日のポイント
『あなたのお陰で楽しかった、うれしかった』と言われることが嬉しいものです。自分が役に立った、と自己重要感が増すからでしょう。
人はみな、自分は「価値ある存在」でありたいと願っています。今度は自分がそう言ってあげることにしょう
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