今日の本の引用は
百寿者の健康の秘密がわかった 人生100年の習慣
小笠原卓哉 著になります
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センテナリアン(100才以上の人。一世紀を生きているという意味)に「人生の中で大切にしてきた考えや、生きる指針はありますか」と聞いたところある方が「自分が自分のボスであること」。言い換えれば、自分のことは自分で決める、というごく単純なことなのですが、この言葉が妙に私の心を打ったのです。
~ NHK取材班 小笠原卓哉さん より ~
思えば、取材したセンテナリアンの多くが、自営業など自分の裁量や判断で仕事をしてきた人たちでした。また、会社組織の中で働いてきた人であっても、同様の意識で働いていたことに気づきました。日が暮れたら仕事はしない。そう決めているサルデーニャ島の羊飼い。週に一度は徹夜をして執筆作業に没頭していた、医師の日野原重明先生。休むにせよ、ハードワークするにせよ、健康長寿のセンテナリアンたちは、自らの意思でそれを実践していたのです。
そして、「100歳まで生きる」こと自体を目標にしてきたというセンテナリアンは、今回お会いした中でひとりもいませんでした。大好きな仕事を続けたい、趣味をもっと極めたい、家族でいつまでも楽しくすごしたい、社会の役に立ち続けたい、世界がどう変わっていくのかこの目で見届けたい…。「何のために生きるのか」、希望や生きがいを持ちながら日々を重ねてきたその結果として100歳まで到達した、という人たちでした。経済的に裕福であるかどうか、社会的地位が高いかどうかにかかわらず、です。
本のポイントはここ!
日本人の90才以上で陸上競技の世界記録を持っている人がゴロゴロいるそうです。人間の本来の生き方に沿って生きているので寿命が長いし、能力が発揮されているように思います。「自分のことは自分で決める」。この生き方が出来れば100年時代の人生も楽しそうです
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