天の秩序に従って村人が生きていなかった

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本心を育む人生を出発しましょう

実は本心を育むのに一番有効な手段は『本を読むこと』です。
なぜなら、本を読むことは人との深い出会いになるからです

人望がある人に共通しているのは、常に本を読んでいることと言われています
私は50年に人生でそれを実感しました

この記事では、本を一部分を紹介し、解説することで
本を読む喜びを味わうことができます
1冊でも多くの本と出会うことで、本心の成長につなげるブログです


所長
所長

今日は

『人生で起こること、すべて良きこと』

田坂広志 著

からの引用です

本のポイントはここ!

社会の現状は、私の心の縮図です。
政治家は良くも悪くも私達の代表です。
そう捉えると世が乱れたとき、まず何をすべきかが見えてきます。
倒産しそうな会社で、5S(「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「しつけ」)を
徹底したところ業績が回復した、という話はよく聞く話です。
心が乱れるとき、環境のせい、人のせい、自分のせいにせず、
すべてを受け入れ、自分の心を整える人になりたいものです

今日の本の引用はこちら!

中国の地方のある村で干ばつのため雨が降らず、村人が困っていました。
そこで、村人は「雨降らし男」を呼んできて、雨を降らしてくれるように頼みました。
すると、その男が、小屋をつくって篭ったところ、三日目に雨が降り始めました。
その雨に村中が大喜びし、お礼を言うと、その男は答えました。

あの雨は、私が降らしたのではない。
この村では、天の秩序に従って村人が生きていなかった。
そのため、雨が降らなかったのだ。
そして、その影響を受け、この村にやってきたとき、私も天の秩序に反する状態になった。

そこで私は三日間篭って、私自身が秩序の状態になるのを待った。
すると自然に雨が降ってきたのだ。

この話は、東洋的な神秘の物語にも読めますが、
実は、我々が、職場などにおいて、しばしば経験していることではないでしょうか。
職場において、メンバーの心の和が乱れているとき、
すべてがうまく動かなくなるときがあります。

しかし、そのとき、何にも働きかけず、
ただ、その中心にいるリーダーが、心の静寂を取り戻すだけで、
その職場に心の和が回復し、物事がうまく動き出すことがあります。
マネジメントとは、そうした深みを持った世界でもあるのです。

~田坂広志氏より~


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