気分よく過ごすこと

「本心を育む」のトリセツ

皆様の本心が刺激をうけ、栄養になりそうなお題を、まさきち所長がチョイスし

まさきち所長視点で解説しています

日々の生活で、真の家庭づくりにお役立てくださればさいわいです


まさきち所長
まさきち所長

今日のお題は

精神科医の斉藤茂太さんです

5分番組『モタさんの”言葉”』の放送情報 | HARUNO MATSUMOTO
NHKにて初めての映像のお仕事です。3月12日から最初の5話だけEテレの深夜に放送予定、4月からまた1話から20話までワンセグ2での放送とNHKの動画サイトへのアップ予定となっています。※下に放送日時詳細あり「モタさんの"言葉"」「モタさん」の愛称で親しまれた精神科医の斎藤茂太(さいとうしげた)さんは、2006年に90...

今日のお題

「先生は、いつもご機嫌がよろしくて…」
と、私は、なぜか、会う人ごとにこう言われる。

たしかに、あまりしかめ面をしていたことはない。

私が相手にする患者さんは、
心に病をもつ方なのである。

私とてふつうの人間であり、
歯が痛むこともあれば、
腹の虫がおさまらないときもある。

だが、職業がら、
それを前面にだすことははばかられる。

しだいに、
自分を上機嫌に保つコツのようなものを身につけた。

そのコツは、実は二つしかない。

一つは、他人と自分をくらべて、
どうのこうのと思わないようにしていることだ。

もう一つは、お金がたりないかもしれないとか、
あの一言はひどいなあとかいうような

心を暗くすることは、
できるだけ忘れてしまうようにすることである。

この二つを身につけるだけで、
人生の悩みのほとんどは
消えてなくなってしまうに違いない。

『続・いい言葉は、いい人生をつくる』斉藤茂太・成美文庫

所長視点

他人と比べること、嫌なことを忘れられないこと、これができれば気分よく過ごすことができることは間違いありません

しかし、人間は、思えば思うほど、それを意識してしまう習性があるからやっかいです。

「嫌なことは忘れる」という意識事体も、捨ててしまう

格好をつけたり、見栄をはったり、虚勢をはったり、卑下したり、我を通したり。

「捨てる」、「忘れる」は、おかげさまの謙虚な心と、感謝の言葉から生まれますよ

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