今日のお題は
作家、僧侶、武道家(日本空手道昇空館館長)の
向谷匡史(むかいだにただし)さんです
今日のお題
《知識がどんなに十分であっても、 これを活用しなければ何の役にも立たない》(渋沢栄一)
人間、努力が肝心で、怠惰からは決して好結果は生まれない。
そして、いったん怠けてしまえば最後まで怠けてしまうのが私たちである
楽をしたいとする怠け心はどんどんとエスカレートし、結局、好結果が生まれることはないというわけだ。
渋沢のこの言葉は七十四歳のときのものである。
平均寿命が四十三歳前後であった時代の七十四歳ともなれば、単純にスライドできないとしても、いまなら百歳にも匹敵するだろう。
その渋沢が、こう檄を飛ばす。
「すベての人間は老人と青年と関係なく、勉強の心を失ってしまえば進歩や成長はない。
私自身、 勉強家のつもりでいるし、実際、一日たりとも職務を怠ることがない。
毎朝七時少し前に 起床して、来訪者に面会するように努めているし、来訪者がどんなに多くても、時間の許す限り会うことにしている。
私のように七十歳を超える老境に入っても、まだこのように怠ることがないのだから、若い人々には大いに勉強してもらわなければならない」
定年がどうだとか、働き方改革がどうだとか、労働環境をめぐる議論がにぎやかだが、それはそれで時代の趨勢であるとしても、 渋沢がいまの時代を見れば何と言うだろうか。
そして渋沢は「勉強」という言葉をよく用いて、勉強の大切さをことあるごとに説いている。
時代を知り、決断や選択をするためには知識が必要で、そのためには学問を修める必要がある。だが、知識がどんなに十分であっても、これを活用しなければ何の役にも立たない。
《知識はそれ自体に意味はない 生活に学び、現実に活かして価値を持つ。》
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所長視点
相田みつをさんは、「一生燃焼、一生感動、一生不悟」という言葉を残しています
一生勉強、実践、体験すれば、感動もついてくる。
また、感動する人だけが、人を感動させることができる。
勉強することは、感動につながり、悟りにつながってこそ意味がある
そんな勉強、どれだけやってきたかなー
人生これからですね
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