まさきち所長
今日のお題は
心理学者 波多野完治さんです
波多野完治
波多野完治, by Wikipedia / CC BY SA 3.0#日本の心理学者#日本の教育心理学者#お茶の水女子大学学長#お茶の水女子大学の教員#法政大学の教員#勲二等旭日重光章受章者#東京大学出身の人物#波多野家#開成...
今日のお題
「昔はよかった」とよく聞きますね。
が、本当に昔がよかったのか、そうじゃない。
新しい時代に適応できなくなっただけです。
昔は老人は希少価値でした。
ところが、今は変化の時代だから、老人の経験をそのまま役立てるのは難しい。
一番まずいのは、過去の話ばかりして威張っている人。
人は青年期までにだいたい、世の中というのはこういうものだという観念を作り上げます。
この人生観というのは、昔なら一生通用した。
でも現代は刻々と変化する時代で、それで一生間に合うというわけにはいかなくなりました。
その結果、年をとるにつれて、世の中がわからなくなったと感じる。
わからぬ世の中に敵意すら抱く。
そうならないためには、生涯にわたって学習するほかない。
人の一生というのは絶えず変転しています。
だから生きていること自体が、すでに学習なわけですね。
どんな年齢にあっても、どんな境遇にあっても、みんな学習をしているんです。
だから、学習のない人は死んでいるといわれてもしょうがない。
『千年語録』小学館
所長視点
人生がつまらない人は勉強してない人。何でも勉強すれば、また新しいエリアが広がる。
次から次へ勉強していけば、新しい自分が発見できるし、可能性も広がっていくことでしょう
いくつになっても勉強し続ける人には魅力がある。
青年か老人かは、年齢できまるのでなくて
謙虚な心で新しいことにチャレンジしている人、チャレンジのために勉強している人かどうかできまるのかもしれません
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