今日は引用は
はじめる習慣
になります
今日の本の引用はこちら!
昔からひとつの人生訓として 「厳しいことをいってくれる人を大事にしろ」があります。それで自分を戒めたり、成長することができるのであれば、否定するつもりはありません。しかし自律神経を整え、いつもいいコンディションで仕事をしたり、生活したりする上では、むしろ「厳しいことをいう人」より「勇気づけてくれる人」を大事にしたほうがいいと私は考えます。
たとえば自分と意見や価値観が違う人に対して「あなたはこういうところが間違っているよ」「もっとこんなふうに行動したほうがいいですよ」という人がいるでしょう。その人がいっていることが正しいのか間違っているのか、それはわかりません。今は、何が正解かなんてわからない時代。大事なのは「自分なりの軸」を大事に生きていくことです。すると当然、意見や価値観が違う人とも出会います。
『はじめる習慣』日経ビジネス人文庫
そのときに「私とあなたは価値観が違うけれど、あなたはあなたなりの価値観でがんばればいい。あなたのことは応援している」といったスタンスが取れる人はやはり貴重な存在です。
もし、あなたがそういわれたら「そうだ。私は私なりにがんばっていこう」と思えるはず。ストレスを抱えたり、自律神経を乱したりすることなく、前向きな気持ちになれるはずです。私たちが大事にすべきは「意見や価値観が同じ人」でも「厳しいことをいって、正してくれる人」でもありません。どんな状況でも、あなたの価値観や意思決定を受け入れ、エンカレッジ(勇気づける・励ます)してくれる人です。
そんな人があなたの背中を押してくれます。
今日のポイント
正しいことが自分を幸せに導くとは限りません。人間の幸せは善悪できまるのではなく、心が満たされるかできるからです。信頼できる人から正してもらうと「有難い‥」と感じますが、関係性が薄い人や理解してもらっていると思えない人から正しいこと言われることで「裁かれた…」と傷つくこともあります。
往々にして、厳しい意見はその人の主観によるものが多く、時には、正義感の押しつけもある。
「勇気づけてくれる人」がいう言葉が正しく聞こえるのかもしれません
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