FUJU
今日は引用は
人生信條
になります
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国家を維持するに、必要な四つの大綱(おおづな)がある
『人生信條』安岡正篤・致知出版社
その一つが絶たれると、国は傾き、
その二つが絶たれると、国が危うくなり、
その三つが絶たれると、国は転覆し、
その四つがたたれると、国が滅亡してしまう。
国が傾いても立て直すことができる。国が危うくなっても安定に戻すことができる。国が転覆しても、復元することができる。しかし、ひとたび国が滅亡してしまうと、もはやどうすることもできない。
何を四維というか。
その一つは礼、つまり人間関係や秩序を維持するため必要な倫理的規範・様式。
二つ目は義、つまり倫理道徳にかなっていること。
三つ目は廉、つまり無私無欲であること。
四つ目は恥を知ることである。
今日
日本の文化に『公の心を大切にする』ことがあります。公とは、自分の損得より先に人の喜びを考える姿勢。
「人の見ていないところでも、ごみを捨てない」
「お天道さまに恥じないことをする」
「人様にご迷惑をかけてはいけない」
という気持ちが生まれる。
公をなくしてしまった人は弱いものをいじめる人であり、自分だけよければいい人であり、気遣いのない人。
国も人も、発展するか滅亡するかはシンプルにきまるようです
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