本心を育むNO482 人生の奇跡 

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《今いるところから始めよ。持っているものを使え。できることをするんだ》(アーサー・アッシュ/黒人テニス選手)

実に人生に奇跡を起こすのは、そう難しいことじゃないんです。
0.1%で人生は変わるからです。
昨日よりも今日、0.1%でいいので、人生が楽しくなる方向へ一歩ずつ踏み出し続ければいいのです。
毎日0.1%ずつ変化すると、どうなると思いますか?
5年後には、6倍変化したことになります。
10年後にはなんと、38倍もの変化です。
38倍って、年収で計算したら、いかにすごいことかわかりますよね?
2倍可能性が広がるだけだってすごいことです。
0.1%の積み重ねで人生は大きく変わるのです。

大リーガーのイチロー選手が言ったとおり、「小さいことを重ねることが、とんでもないところに行くただひとつの道」なのです。
この0.1%の変化というのは、ほんとうに小さなことでいいんです。

ホスピタリティが定評のリッツカールトンホテルの元日本支社長の高野登さんは、今日着た背広を、1日の最後に「今日も一日ご苦労様」と声をかけて洋服ダンスにかけることを続けていくだけでも、全く違う存在になるとおっしゃっています。
靴も毎日ではなくても、磨いて木型にいれて下駄箱にしまう。
そんな小さな行動パターンでいいので、自分の習慣にできると、今度は、まわりにも気が配れるようになるといいます。
そういう些細なことを意識しているホテルマンが20人いるのと、していない人が20人では、ホテル全体の雰囲気が全く違ったものになるのだとか。

小さな、当たり前のことでも続けていくことで当たり前のレベルが上がる。
それだけで感性は磨かれると高野さんはいいます。

『常識を疑うことから始めよう』 ひすいこたろう
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所長視点

脳卒中になり、大好きなサックスの演奏ができなくなってしまった、87歳のミュージシャン、モーリス・ワシントンの言葉です。

「もうサックスが吹けなくなってしまったからね… これからは歌うことにしたんだ!」

出来ないことを嘆くよりも、今できることに感謝する。

真の家庭づくりの基本なのかもしれません




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