大きな魚を水槽に入れると、急にそのほかの魚が大きくなる。
大きな魚の餌となってしまわないように、心を突き動かされ、大きくなる。
魚にとって大きくなることは努力なのか?
それは努力というより、自己防衛本能だ。
本能は努力を瞬時に凌駕する。
それは人間も同じ。
自分をどんな環境に置くか?
それを意図的にやることで、人生は大きく変化する。「自分は〇〇さんより下で、〇〇さんより上…この辺が私の立ち位置だ」と無意識が勝手に働く。
この住み慣れた、居心地がいい環境を抜け出して、新しい環境に自分の身を置いてみよう。
これは面白い実験だ。
ドキドキする環境に飛び込む。
素晴らしい人たちに囲まれ、緊張し、居心地の悪い環境に飛び込むと、顕著に結果が出はじめる。「私なんかがお邪魔していいのでしょうか?」と謙虚に生きることも大切。
しかし、謙虚さだけでは人生の展開は生まれてこない。
「エイッ!」と勇気を振りしぼり、素晴らしい環境に自分を置いてみる。
3メートル圏内に入るとオーラをもらい受けられるという。いまノッてる人、ついてる人、人が集まる場所、人気のお店、ヒット商品、うまくいっている会社…。
それらに行ってみる、会ってみる、買ってみることで運気をもらい受けよう。「行くと長くなるよね?」「疲れるんだよね~」と、心が素敵な環境に慣れてしまうと、怠惰な自分が出てくる。
それでは新しい成長は生まれない。
心の設定が「大体わかった!」となっている。
それは「わかった」のではなく、「新たな魅力」を、あなたが発見できなくなっているのだ。感性にとって鮮度は生命線だ。
自分の鮮度を保ったり、アップさせるためにはメンテナスが重要になる。あなたがいま、数多く会っている人は誰か?
よく会ってる人トップ10のリストをつくってみよう。
あなたの人生は、その10名の平均的なものとなる。
では、あなたが理想とする人生を、平均値として感じさせる10名は誰なのか?
会う回数が多い人が、あなたの人生を握っている。《「環境の壁」を解除するアクセスコードは、いまの環境に縛られず、新たな環境に自分自身を置くことなんだ。》
『成功へのアクセスコード』山崎拓巳 きずな出版
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所長視点
なりたい自分になりきって生活すると、環境もそのように変わっていくとも言われます。
自分を変えるのは意外と簡単なのかもしれません。
問題は本当に変わりたいと思っているのか?
心の奥では「どうせ変われない」「変わったって幸せになれない」といったあきらめがあると変われない…
問われているのは本当に変化を望んでいるのか、その覚悟なのかもしれません
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