自分のことを「ありふれた人間だ」とか「くだらない人間だ」と思っている人は、「自分に価値がある」ことがわからないんです。
それで、「自分に価値がない」と思ってしまうのは、他人が持っているものを「自分は持ってない」と思うからなんだよね。
「あの人は頭がよくて一流の大学を出てるけど、私は頭も成績もよくなかった」
「あの人はお金をたくさん持っているけど、私は持ってない」
「あの人は背が高くてスタイルもいいけど、私は背が低くて足が短い」
「あの人は運動神経がよいけど、私はよくない」
そうやって他人の持っているものと、自分のものを比べて「自分には価値がない」と思ってしまいますが、自分にないものは“必要ない”んです。
神様はその人に必要なものをくれます。
私は中卒で肩書もなにもなかったけれど、そんな私に神様は「累計納税額日本一」という肩書きをくれました。
そのおかげで、多くの人が「累計納税額日本一の人が言ってるんだから、ちょっと聞いてみよう」と私の言うことに耳をかたむけてくれるんです。
それに、「持ってない」というのも神様が与えてくれた才能なんですね。
多くの成功者は貧しい家庭に育っています。
だからお金の価値を知っているし、どうすればお金が得られるかを必死で考えました。
逆にお金持ちの家に生まれた人の多くは「お金はあって当たり前」と思い、お金を得るための特別な努力をしません。
あるのが当たり前だと思っているんです。
大切なのは、「価値に気づくこと」です。
最近では「がんばらないと価値がない」と思っている人が多いけど、そうじゃないの。
自分の価値を認めてがんばったとき、はじめてその価値が発揮されるんだよ。
『「大丈夫」がわかると、人生は必ずうまくいく!』 斎藤一人 サンマーク文庫
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所長視点
他人と比較して、自分のほうが劣っていると思うと「劣等感」が湧いてくる
他人と比較して、自分のほうが優れていると思うと「優越感」が湧いてくる
他人と比較して、同じぐらいと思うと「焦り」が湧いてくる
だから、比較しないほうがいい・・・と思うかもしれませんが、実は比較が問題ではなく、比較する相手との間の壁が問題の本質なのです
相手との間の壁に気づいたときから、心の解放が始まっていきます
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