本心を育むNO499 劣等感

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ゆううつ?
そんなものはきっと2週間で全快しますよ。
処方箋?
それは、どうしたら他者を喜ばすことができるかということを毎日考えることです。
他者のことに関心を持たない人は苦難の人生を歩まねばならず、他者に対しても大きな迷惑をかけます。
人間のあらゆる失敗は、そういう人たちの間から生まれるのです。

扱いにくい相手とうまくつき合うには?
簡単なこと。
相手がなんとか自分を優秀に見せようとして、躍起になっていることを念頭に置くことです。
そしてその観点から相手とつき合ってみるのです。
アルフレッド・アドラーは、温顔でそのように言い切る。

劣等感という言葉を、現在使われている意味で最初に使った人である。
アドラーが劣等感を根幹に組み立てたのが、「個人心理学」だ。
人間は、幼い頃に劣等感に見舞われる。
それにどう応じていくかが、その後の人生行動を決める。

「生きづらさの責任を過去の経験や他者に求めず、勇気を持つことだ」
「人生最大の危険は、自分のことだけ考えること」

これもアドラーの言葉である。

『つらい時に力をくれる「こころの名匠」100の言葉』保坂隆 PHP文庫

所長視点

人と比べて劣等感を感じたときにどう生きるか? それによって人生が変わります

劣等感を人のせい、環境のせいにすると常に憂鬱と背中合わせになりますが、劣等感を自分の責任として受け入れる勇気を持ち、相手が喜ぶことを考えることを選択すると人生が拓けていきます。

すべてが自分の責任において、未来が拓けていくというのはありがたいことですね

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