本心を育む NO469「逃げない」 

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他人が自己肯定感を上げることができない理由がもうひとつあります。多くの人が「最後は逃げないと決めることしかないこと、いつかは自分が向き合わなくてはいけないこと」を実は無意識下で知っているという点です。

にもかかわらず、どこかで「誰かが助けてくれる」という依存心を肯定してしまうと、親に甘やかされて、自分の力で未来を切り開くことができなくなってしまったマザコン息子のように、自立ができないままの人格になってしまいます。

おそらくほとんどの人が、逃げている自分より、しっかりと立ち向かっている自分に美しさを感じています。ということは、逃げる自分を肯定するたびに、自分自身の中の大切な誇りを1つずつ捨てていることになりもそのように向き合っていないことを誰よりも自分自身が知っている状態で「まずは自分を好きになりましょう」ということに無理があると思うのです。

人はがんばって成長したいという欲求も持ってはいますが、それ以上に楽をしてなんとか人生をやり過ごしたい、という甘えた心を持っています。

そもそも人が自分だけ楽して得をしようとするのを見たときは「あの人はだめな人だ」という烙印を押すのが人間です。それが自分のときは「許してね」では理屈が通りません。そして何より、それを自分自身がいちばんよくわかっているのです。

最終的には自分自身が変わるしか方法はないということも。

「在り方」  永松茂久 著 サンマーク出版

所長視点

自己肯定感が低い人、自分を好きになれない人に、「ありのままの自分でいい」といっても効果は一時的だそうです。そもそもありのままの自分が好きになれない人に「それでいいんだよ」といわれて、好きになれるぐらいなら悩まないのです

本音では「自分と向き合って、成長していきたい」と思っている。しかし、今はその力がでないので、いかに自立をサポートするかが重要。

サポートするにも、まず自分が自立する必要がありますね




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