心を育むことば
以前勤めていた会社の社長から、潜在意識を大活躍させる方法を教えてもらいました。
『悩みはこうして幸福に変わる』 だいわ文庫 ひすいこたろうさんより
その社長は、とにかくユニークでアイデアがいつも斬新。
一気に業績を伸ばしました。
たとえば、社員たちの車の事故が多発するので、何か対策をと社長が出したアイデアは、
「車を愛撫しろ」
「運転中は気をつけろ!」なんて言わずに、「車を愛撫しろ!」と。
乗る前にやさしく車をなでナデナデするわけです。
「この社長さんはおかしい?」って普通思いますよね。
でも、不思議に事故が0件になったんです。
社員が車を撫で始めたら…。
奇想天外なお見事解決を連発する社長に僕は興味をもち聞いてみました。
「社長のそういうアイデアはどうやって思いつくんですか?どうすれば、僕にもできるようになるんですか?」
その答えは…。
「寝る前に考える」
これこそ潜在意識を大活躍させる方法だったのです。
寝る直前は自分の普段の意識が薄まり、脳波がシータ波へ下がります。
すると、ちょうど潜在意識と入れ替わるように逆に潜在意識が起き上がるのです。
つまり、わたしたちが寝る直前というのは潜在意識にとってはグッドモーニング、「さあ、1日が始まったぞ」とやる気満々なわけです。
というわけで、ナイスアイデアを出したいときのオマジナイは、具体的に知りたいことをノートに書いて、そのノートを枕元に置いて寝るといいのです。
その結果、起きてすぐには思いつかなくても誰かが知りたいことの回答をたまたま教えてくれたり、偶然、手に取った本にそのヒントが書かれていたり、ふとしたときに自分でひらめいたりするそうです。
社長に「心で思っているだけではダメなんですか?」と聞いてみました。
「うん。ダメ。ココロはコロコロ変わるから心なの。だからかたちにして残しておくことが大事。だから、ノートに書いて枕元に置いて寝る」
ノートに書く。
これぞ、人生がいつもうまくいく人のジ―二―お任せコースです!
所長視点
人間が生きている目的は幸せになること。幸せを実現させる方法が「寝る前のおなじない」です。
幸せになるために私達が努力することは「心を育む」こと。
育むには、寝る前の努力が効果的なようです
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