へこんでみる

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「本心を育む」のトリセツ

皆様の本心が刺激をうけ、栄養になりそうなお題を、まさきち所長がチョイスし

まさきち所長視点で解説しています

日々の生活で、真の家庭づくりにお役立てくださればさいわいです


まさきち所長
まさきち所長

今日のお題は

医師の鎌田實さんです

へー

どんな人なの?

まさきち所長
まさきち所長

医師として「住民とともに作る地域医療」に取り組んだり

チェルノブイリ原発事故の患者の治療にも協力した方です

今日のお題

僕はしょっちゅうではありませんが、「自分はダメな人間だ」とへこむことがあります。

へこむとは、「素直に自分を見つめる」ということかもしれません。

へこむことのよい点は、「ダメな自分」や「ブレる自分」を認めることです。

じつはアルコールやギャンブルなどの依存症の人には、へこむのを隠して、“強がる”人が多いことが知られています。

困難に直面したとき、素直に「助けてください」といえる人なら、アルコールやギャンブルなどに溺れなくてすむかもしれない。

でもそれがいえないために苦悩を抱え込み、アルコールやギャンブルに逃避するのです。

僕も偉そうなことはいえません。

強がってしまう人はまずは疑うことから始めてみたらどうでしょう。

そして、自分を変える勇気をもち続け、いつか、自分を壊す勇気に到達できたとき、新しい自分になることができます。

「自分革命」には遅すぎることはありません。

いつでも熱い言葉をきっかけにして、自分の人生の革命はできるのです。

人生に手遅れなんてありません。

弱くて強いという“本当の強さ”の形もあることを、忘れてはいけないと思います。

へこたれることの繰り返し。

でも、へこたれても、へこたれても自暴自棄にならず、あきらめない。

風にそよぐ葦のように、やわらかくて簡単には折れない人なのです。

強くなくていいのです。

やわらかく、風になびいていればいいのです。

「へこんでみる」とは自分の弱さに気づくこと。

弱さを隠さなければ、素直に自然に生きられます。

依存症の人に限らず、苦しくなったときには強がらず、泣きたいときには泣くこと。

そうやって感情を開放すれば、人は立ち直り、のびのびと生きられるはずなのです。

『遊行を生きる』清流出版

所長視点

へこむようなことがあって大きく揺さぶられても、縦軸がしっかりしている人は、もとの位置に定まるのも早い。

縦軸は、神仏、先祖、親、歴史、伝統といったものとの関わりのなかで育まれていきます。

自分の弱さを受け入れることのできる「心の強さ」も縦軸の強さから出てきます

本当の強さを手に入れたいですね




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