やってみなければわからない

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「本心を育む」のトリセツ

皆様の本心が刺激をうけ、栄養になりそうなお題を、まさきち所長がチョイスし

まさきち所長視点で解説しています

日々の生活で、真の家庭づくりにお役立てくださればさいわいです


まさきち所長
まさきち所長

今日のお題は

東京大学大学院教授、暦本純一さんです

Prof. Jun Rekimoto
twitter:@rkmt Prof. Jun Rekimoto, Ph.D 暦本純一(れきもと じゅんいち) 博士(理学) ACM SIGCHI Academy member ACM SICGHIアカデミー会員 Professor, Interfaculty Initiative in Information Stu...

今日のお題

自分で「無理だ」と諦めなくても、上司や教員に「そんなものできるわけないだろう」と否定されることは多い。

他人の感想は、ネガティブになりがちなものだ。

SNSでは誰にでも気軽に「いいね」を押す人でも、自分が多少なりとも責任を負うことになる問題では、まずリスクを考えて消極的な姿勢になる。

しかし、妄想の段階でそんなことを気にする必要はないだろう。

かつて SF作家 のアーサー・C・クラークはこんなことを言った。

「高名で年配の科学者ができると言うときは正しい。でもできないと言うときはたいてい間違い」

長い経験を積んできた学者ほど新奇なアイデアを否定的に受け止め、「そんなことはできるわけがない」と言いたがる傾向はたしかにあるだろう。

でも、できるかどうかはやってみなければわからない。

「私も昔それを試したことがあるが、うまくいかなかったよ」と言われるかもしれないが、昔と今では背景にある技術の前提条件が違っているかもしれない。

月旅行であれ、脳と脳をつなぐネットワークであれ、それが技術的に難しいことは妄想を抱いた本人もよくわかっている。

その道の専門家になればなるほどそうだ。

子供が無邪気に「月に行きたい!」と言うのと、ロケット技術の専門家がそれを妄想するのとでは、内心で感じているハードルの高さが天と地ほど違う。

だから、プロが妄想を抱くのはなかなか難しい。

どうしても、リアリティのある堅実な道を選びたくなってしまう。

しかし、最初にアイデアを考える段階で妄想を否定してしまったのでは、自分のやりたい面白い研究はできない。

妄想から始めるには、プロ意識を超えることも必要だ。

『妄想する頭 思考する手』祥伝社
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所長視点

行徳哲男さんは言いました

「現代人は考えすぎる。

しかし、考えて解決する問題など皆無である。

問題を解決するには行動するしかない。

考えることは行動にブレーキをかける。

考えるから行動しない。行動渋滞が起きる」

イエス様は

門をたたけ、そうすれば、あけてもらえるであろう』

時代は刻一刻と変わり、一瞬一瞬、変化しています

前にできなくても今はできるかもしれません

「できるかどうかはやってみなければわからない」

深い言葉です

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