今日のお題は
柳平 彬(やなぎだいら さかん)さんです
生涯教育プランナーとして、新しい親子関係のあり方を追求するプログラムを
日本で普及させています
今日のお題
人がなぜ離れていくかについて、興味深い調査をボブ・コンクリン氏が行っています。
それによると、店からお客様が離れる原因は、
「お客様の引越しや死亡」が4%
「友人に勧められて店を開けた」が5%
「店同士の競争に煽(あお)られて」が9%
「商品に対する不満」が14%、
そして実に残り68%が「店の店員の冷淡な客あしらい」 が原因だったというのです。
さらに、この冷淡なあしらいの具体的な内容について見ると、 トップは「微笑まない」
2番目は「ありがとうを言わない」
3番目が「つっけんどんな応対」 だったということです。
そこである店がスマイルキャンペーンをしたところ、たちどころにの20%の売上増になったということです。
さて、ではあなたは、先週1週間、誰に微笑んだか思い出せますか。
ある調査によると、微笑んだ50%以上がテレビのお笑い番組だったということです。
ところで、遺伝子研究に取り組んでいる村上和雄筑波大学名誉教授が面白い実験をしたのです。
漫才を聞いて大いに笑った後で血糖値を測定したところ、血糖値が驚くほど落ちたのです。
また、笑いは、脳細胞に新鮮な血液を送り込み、脳卒中も予防する効果があるのです。
その笑いが今一番不足しているのが家族や親子同士かもしれません。
仕事仲間での笑いもなくなってきているようです。
村上教授は、「笑いは、遺伝子をオンにして人々を元気にする」と言います。
さらに、「心の持ち方、心構えを積極的にして志のようなものを持つと遺伝子がオンになり、やる気が起きる」と言います。
122歳まで生きて世界最高齢と言われたフランスのカルマン夫人が、
「元氣で長生きするには、まず退屈しないこと。それから笑うことが大切だ」
と言っています。
これも心の持ち方が長寿の秘訣と言っているのだと思います。
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所長視点
店からお客が離れる原因の68%が、「冷淡な客あしらい」
これは、何も、お店での対応だけではなく、人間関係全般にいえることでしょう。
一緒にいたい、と思える人は「笑いと笑顔」がある人。
「不機嫌で冷たい言葉」ばかり発している人からは、人は離れていく。
真の家庭づくりの基本ですね
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