まさきち所長
今日のお題は
臨済宗円覚寺派管長・花園大学総長、横田南嶺さんです
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今日のお題
人生に夜のあることはうれしいことである。どんなに仕事の好きな人も、夜は仕事を忘れて眠る。
どんなに金もうけの好きな人も、夜はその貪欲をわすれて眠る。
どんなに学問の好きな人も、夜は本を書棚におさめて眠る。
生命をかけた戦場の勇士も、夜は銃をまくらにしてしばしまどろむであろう。
宗教の世界も、夜のようなものではなかろうか。
弥陀の本願には老少善悪の人をえらばれず、善き者にも悪しき者にも、神は同じく雨を降らせたもう。
世の成功者も、ここではその誇りを忘れて平凡な人の子となり、世の敗残者も、ここではその失意を忘れて、 神のふところにいだかれる。
宗教の世界とは、夜のごとく争いと裁きの憂いのないやすらぎの世界である。
宿題宿題で先生には鞭うたれる。
勉強勉強で家庭では尻をたたかれる。
友達は見向きもしてくれない。
今ごろの高校生には、心の安まる夜がないようだ。
そこで一朝つまづくと、とりかえしのつかんことにもなろう。
大事な人生に、夜が半分もあるのは、無駄のようである。
忙しい今の世の中に、静かにすわる宗教などは無用の長物とも思われよう。
しかしその無駄が決して無駄ではないことを忘れてはなるまい
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所長視点
蟻が100匹いると 働きもの:普通:怠けもの の割合は 2:6:2 になるそうです。
怠け者 20匹を除いて、働きもの:普通 の2:6 にすると、その80匹が2:6:2になり、怠け者が出現します。
怠け者の蟻が必要‥ということなのでしょう。
笑いがある人は、遊びココロがある人です。
カリカリせずに、余裕をもっていきましょう
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