循環がきれいなプロジェクトがしたい

レダの日常、日本の非日常

【LEDAのひまわり日記⑧】
地球の裏側の地になぜ青年たちはいくのか?
レダにいった青年たちは何を感じ、何に驚き、どう消化し、どう成長していくのか?
聖地レダでの青年たちを発信します


FUJU
FUJU

2021年に中期ボランティアに参加した青年をレポートします

自分は農業の勉強をしてましたので
パンタナールの地で農業をしていると聞いてとても関心がありました
実際、レダについてみると本当に苦労しながら
切り開けて来られたのが伝わってきました

それと同時に
なんでこんなやり方を
しているんだろう?』(・_・;)
と思うところも見えました

『せっかく植えて木が枯れてしまう』
その原因を、当時担当されていた方は
『塩害だ』と言われてましたが
(レダがあるチャコ地方は昔、海だったところが隆起して陸地になったので土のなかに塩分が含まれていて農業に適してない…と言われています)
しかしどうみても、枯れた原因は『根腐れ』で植えかたの問題でした
また、タロイモをつくっていますが、大きなタロイモをつくるには水を抜く期間が必要です。
(水を入れっぱなしにすると地下に栄養が流れてしまう)

しかしそれをするだけの労力も肥料もない
わかっていても、どうすることもできない、
どうしていいか分からない…
そんな思いのなかで先輩方も必死に歩んできた
自分の力ではどうすることもできない
そのままやり続けるしかないのか…と相当悩みました

自分が農業を勉強しようと思ったきっかけは
アフリカでエボラ出血熱が流行したニュースを見たことでした
アフリカの人を救うための薬を作りたい 
→ 薬剤師
根本的な健康が重要 
→ 東洋医学
人間は健康に過ごすための免疫力がある 
→食事
栄養価の高い食事 → 農業 !! 

ですから、ただ育てるだけではなく
循環がきれいな農業がしたい、パンタナールの自然の循環のなかで農業、開発をする
それが共生共栄共義主義の目指すところだと思うのです

先輩方もそれを目指してこられし、いまも頑張っている。でも限界でもある
それを自分は引き継げるのか?それを発展させるだけの力があるのか?やり続けるだけの志があるのか?
レダの期間は自分の力の限界を感じた期間でもありました

いまは日本で『稼ぐ力』を磨いています
レダにいながらも稼ぐ力がなければ、現地ではやっていけない

そしてレダ開発には専門性が必要
専門性のある人が現地にいくのにも限定される中で、日本や世界とつながって、問題解決の智慧をあつめ、レダに提供できるかたち
そんな未来をイメージして動きはじめています

今度、レダにいったときは
絶滅危惧種の生物がゴロゴロいるはず
そんな動物、植物の保護活動の基地にレダをしていけたら世界の専門家たちの注目と投資を集めることができるのではないか?
そんなイメージがきてワクワクしています

自分がレダにいた期間は、レダ摂理に貢献できたとは到底いえるものではありませんでしたが、自分の人生の方向性を定めてくれた貴重な期間でした。
具体的な貢献はできなかったとしても、レダ摂理の貢献していきたい志は、自分の心の中に確実な光として灯りました。
いまは小さな光でも、これから大きく燃え上がらしていきたいです


FUJU
FUJU

レダの場所は人生の志しと生き方を
定めることができる、精誠がつまっている場所なんですね。
ありがとうございました


コメント

タイトルとURLをコピーしました