今日は引用は
雑談の達人
になります
今日の本の引用はこちら!
雑談のネタをどこで拾うのかというと、大半の人は、新聞、テレビ、ネット、雑誌からではないかと思う。しかし、やはり知識を得るのに一番いいのは「書籍」だ。本は「知の宝庫」なのであり、きちんとした知識を仕入れようと思ったら、本が一番よい。テーマを絞って、3冊くらいの本を読めば、その分野に関して、かなり高度な知識を得ることができる。
『雑談の達人』大和書房
しかも、ありがたいことに、最近の人たちはあまり書店に行かない。若者の中には、本を読まずに、もっぱらネットですませてしまう人も少なくないという。本を読まない人が多いからこそ、本から得た知識には、希少性がある。みんなが本を読まない時代だからこそ、本の中には、だれもが知らない情報がたっぷり詰まっている。だから、雑談のネタを探したいのなら、本屋さんがいい。
本屋さんは、宝の山だと私は思う。本を読んだほうがよい理由は、他にもある。学生の場合だと、成績が良い生徒は、例外なく本が好きである。社会人の場合だと、仕事ができる人も、やはり本好きである。つまり、読書をすることは、成功のパスポー トでもあるわけである。
ちなみに、たくさんの本を読んでいる人は、知性と教養を磨くことができるし、そういうものは、自然と顔にあらわれる。
「なんとなく、この人は知的な感じがするな」 「なんとなく、この人は品がありそうだな」 と相手に感じさせる人は、本をたくさん読むタイプに多い。本をたくさん読んでいると、 自分では気づかないうちに、凛々しい顔だちになっていく。本をほとんど読まない人は、どこか腑抜けているというか、間の抜けた顔をしていることが多い。だから、本をたくさん読んだほうがよいのである。
ジョージタウン大学のアニー・スパーリングによると、たくさん本を読む人は、ボキャブラリー能力を磨くことができ、スピーチ能力も高くなるという。この能力は、どちらも 雑談を相手に上手に話して聞かせるときに役に立つ能力であるから、なおさら読書をたくさんしたほうがいいといえる。
今日のポイント
ある日本の哲学者は「読書は心の食物。肉体を養うために毎日の食事が欠かせないように、心を豊かに養う滋養分として読書は欠かせない」と言ってました。面白みのある人になるには、本を読むのが一番手っ取り早いですね
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