心ゆたかに生きる

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本心を育む人生を出発しましょう

実は本心を育むのに一番有効な手段は『本を読むこと』です。
なぜなら、本を読むことは人との深い出会いになるからです

人望がある人に共通しているのは、常に本を読んでいることと言われています
私は50年に人生でそれを実感しました

FUJU
FUJU

今日は引用は

心ゆたかに生きる

になります

今日の本の引用はこちら!

北海道新聞の切り抜きに、ある中年男性の投書がありました。
終電車の発車間際に切符なしで飛び乗り、車掌さんが回ってきた時に、切符を買おうと財布を出そうとしたが、財布がなかった。小銭入れもない。どこかで落としたのだろうか。途方にくれたけれども、そのことを正直に車掌さんに言いました。
「すみません。明日、必ず営業所まで行きますから、今日は乗せてください」
ところが、この車掌さん、よほど虫の居所が悪かったのかどうか、許してくれない。次の駅で降りろ、と言うのです。次の駅で降りても家に帰る手段はない。ホームで寝るにしては、北海道の夜は寒すぎる。どうしようもなくて困っていたら、横に座っていた同じ年格好の中年の男性が回数券をくれたんです。
お礼をしたいからと言って、その男性に名前や住所をたずねたけど、ニコニコ手を振って教えてくれない。最後は借りたことを忘れて、なぜ教えてくれないのかと文句を言ったら、次のような話をしてくれたんです。
「実は私もあなたと同じ目にあって、そばにいた女子高校生にお金を出してもらったんです。その子の名前を何とか聞きだそうとしたけど教えてくれない。
『おじさん、それは私のお小遣いだから返してくれなくて結構です。それより、今おじさんがお礼だといって私に返したら、私とおじさんだけの親切のやり取りになってしまいます。
もし、私に返す気持があったら、同じように困った人を見かけたらその人を助けてあげてください。そしたら、私の一つの親切がずっと輪になって北海道中に広がります。そうするのが、私は一番うれしいんです。そうするようにって私、父や母にいつも言われてるんです』
と私に話してくれました。」

『心ゆたかに生きる』林覚乗

今日のポイント

受けた恩を、受けた人に返すのは、「恩返し」。
受けた恩を、受けた人にではなく、別の人に返すことを、「恩送り」という。恩送りは、見返りを求めずに、見知らぬ人に受けた恩を送る。損得を考えず、ひそかに善行を行うことになります。
「潜行密用は、愚の如く魯の如し」という禅語に意味は密かに、目立たずに行うことは、愚か者のようでもあり、間抜けのようでもあるが、それでよい、という意味だそうです

【LEDAのひまわり日記】
地球の裏側になぜ青年たちはいくのか?
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