「出来た」のに「出来ない」のはおかしい

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自己肯定感を高めるために、とくに朝や日中におすすめの方法があります。それは、「口に出したことは現実になる」という考え方を取り入れてみること。ちょっとうさんくさく感じる人もいるかもしれませんが、心理学などの世界では常識的な考え方です。簡単にいうと、「~できる」という言葉を口癖にすると、脳は「できる」方向へと動いていくということです。

脳は人称というものを意識しません。たとえば、ゴルフをしていて、相手が先にパットをするとき「入れ!」というとします。すると、自分のパットのときに、自分の分と足して2倍の「入れ!」を脳は意識することになるのです。逆に、相手に「入るな!」というと、そのあとに自分に対して「入れ!」といっても、脳は混乱するだけ。だから、人を応援することは、自分を応援することにもなるとても大切なことといえます。

「口に出す」ときのコツを、わたしはいつも「こうなった」と完了形で表現しています。つまり、なにかやりたいことがあるなら、それをすでに理想的なかたちで終えたようにいいうわけです。

たとえば仕事で今週中に大口顧客を狙いたいなら、「もうこの顧客は取った!」と口に出します。あるいは、「今週はこれをやった」「これは終わった」と決意表明のようにメモするのもいいでしょう。すると、脳がそれを実現させようと勝手に動いていくので、ものごとがどんどんいい方向へと進んでいきます。

これも、いきなり大きな夢や目標を考えるのではなく、小さなことからはじめて慣れていきましょう。1日のはじまりに望むことを口にしたり、決意をメモしたりすると、自己肯定感はぐんぐん高まります。

逆に、「ダメだなあ」「どうしてだろう」とマイナスのことばかり考えていると、それがマイナスの予告になって、すべてそのとおりに進んでいってしまいます。そこで、わたしはネガティブなことを考えかけたとき、意識して「ストップ!」といつも自分にいっています。いったんネガティブなことが頭に浮かぶと、脳は自動的にずっと思い続けてしまうので、すぐ止めるようにしているのです。

そして結果がともなわないときは、「おかしい!」といいます。だって、すでに「できた」と完了形にしているのだから、できなかったのは「おかしい」ですよね?すると、なぜおかしいのか、脳はその理由や答えを探し出そうとします。

結果がともなわないときこそ、落ち込んだりあきらめたりするのではなく、「おかしいぞ!」と思うことが大切。このように脳の特性を理解しておくと、仕事も生活もとても楽しくなっていくはずです。

『Study  Hack!』kadokawa 心理カウンセラー 中島 輝
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所長視点

脳みそは、自分で自力で考えているようで、心の命令に従っているだけのようです

「なんで駄目なんだろう?」と心が思えば,駄目な理由を今までの経験から一生懸命探します

「なんで幸せなんだろう?」と心が思えば、幸せな理由をひたすら探していきます。

そして、心の元気度が下がってくると、心の命令が脳みそに届かなくなり、脳みその暴走しはじめます。

そうすると、今までの経験の中ででしかものを考えれなくなり、宇宙の法則である「運命共同体」という感覚がなくなっていってしまいます。

その状態こそが不幸の原因といえるのかもしれませんね

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