美しさは女の生命だともいえる。 修道院に入った身に着飾ることも、化粧することも縁遠くなったが、美しい言葉を使うことはできる。 それは、あそばせ、ございますを頻発することではなくて、できるだけ美しいひびきを持った言葉を使うと同時に、適切な言葉を正確に使うことも意味している。 借りものでない自分の言葉、そして、相手を傷つけないやさしい配慮を含んだ言葉でもある。 自分の感情を素直にあらわし、意見を他人にも理解できるように伝えるとなると、これはもう言葉の意識ではなく、話す人の品性にかかわってくる。 感情を適度にコントロールできる自制力、客観的にものごとを見る判断力、そして個性のある生活が必要となってくるだろう。
~ 渡辺和子さんより ~
所長視点)昔から「言霊」といわれるように、言葉には「霊」が宿っています。科学的にいえば、ある波動をもっています。 自分の心に宿る「愛の波動」が言葉に乗って相手の心に波動を及ぼします。言葉の表現も重要だし、常に自分の心を整えておくことが、人に対する最高の思いやりなのかもしれません
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