本心を育むNO527 深堀り

スポンサーリンク

『カントは死ぬまで我が街から一歩も出でず。

キリストの布教はわずか5マイル四方。

しかし二人は人類を永遠に照らす深い真実を遺した。』

広さではなく、深さが真実や真理を伝える。

我々は往々にして、広さという、「華やかさ」や「派手さ」や「目立つこと」を求めてしまう。

そして、どんどん薄っぺらになる。

毎年、今の時期になると「深山の桜」の話を思い出す。

深山の桜とは、山奥にある桜の木のこと。

桜の木が小さな頃は、まだだれも気付かない。

それがだんだんと大きくなるにつれ、その桜を見ようと、人がおしかけてくる。

やがて、何もない山奥に、その桜木までの細い道ができる。

そして、何年もたつと、大木となったその桜を見るために、道は広くなり、まわりに店もできる。

自ら一つの宣伝せずとも、自ら動かずとも、魅力があれば多くの人が集まってくる、ということだ。

深さとは、どっしりしていて、落ち着きのある、しみじみと感じる魅力。

魅力があれば、広さは関係ない。

深山の桜のような、魅力ある「深い人」を目指したい。


『いまこそ、感性は力』 行徳哲男
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

いまこそ、感性は力 [ 行徳哲男 ]
価格:1650円(税込、送料無料) (2021/4/4時点)


所長視点

井戸を掘っていくと地下水にあたり、地下水はすべての井戸に通じています。

一つのことを深堀りして極めていくと、全てのことに通じていくという意味だそうです。

沢山の経験をしなくても、一つのことを通じて多くのことに通じて行く術があります。

自分の心を深堀りしていくと、全ての人の心に通じていく…そういう人が『愛が深い人』と呼ばれるのかもしれません




※下のボタンから、MCネットを登録すると毎日、朝7:00に自動的に配信されます。
まだ登録されてない方はどうぞ

↓↓↓
友だち追加

コメント

タイトルとURLをコピーしました