「この前、すごく嫌なことがあった」と言っている人の顔は、本人は気づいていなくても、「頼まれにくい顔」になっています。
「この前、すごく楽しい出来事があったんだよね」と言っている人の顔は、「頼まれやすい顔」をしています。
それを何十万回も繰り返しているうちに、「頼まれやすい人相」と「頼まれにくい人相」にはっきり分かれていくのです。
たとえば、上司が部下に仕事を頼むとき、「すごく優秀なんだけどいつも不機嫌で、『なんでオレがやるんだよ』という表情をしている部下」と、「能力はそれほど秀でていなけれど、いつもニコニコして『はい、わかりました!すぐやります』と答える部下」では、どちらに仕事を任せたいでしょう。
優秀な部下が2時間で終わるところ、ニコニコしている部下は4時間かかってしまうかもしれない。
けれど、頼まれやすい表情をしている部下のほうが、最終的には楽しく仕事ができて、だからこそ自然と「会社の業績」も上がっていくのではないでしょうか。
『もうひとつの幸せ論』ダイヤモンド社 小林正観
所長視点
上司が部下に対して、信頼を寄せるときというのは『頼み事をしたときの対応がよかったとき』だそうです。
そして取り掛かるスピード早ければ早いほど、信頼度は上がります
上司からすれば、自分が頼んだことを大切に思ってくれているように感じるからです。
サクサクいくところに運勢が引き寄せられるのも納得です。
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