本心を育むNO495 奇跡と感謝

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お釈迦さまはね、大変な神通力をお持ちだったようです。

お釈迦さまほどの方ですら、いやすべてをお見通しのお釈迦さまであればこそ、超能力が、神通力というものが大変に危険性を伴うものであることを承知しておられ、

いかなる場合にも使ってはならないと、ご自分にも弟子たちにも禁じておられ、人々を救済するという、よいことにおいてすらも、使うことを禁じておられるのです。
仏教では、ほんとうの大神通とは『運水搬柴是れ神通(うんすいはんさいこれじんつう)』といってね、水や薪を運んだり、何とも思わなくても食べることができ、食べたものが必要なカロリーとして消化し、不要なものは排泄され、そういう働きを大神通と呼んでいるのです。
こんな不思議な働きをはじめからいただいている、それにめざめることこそ大切と呼びかけているのが仏教なのです。
どうでもよいもの、むしろ凶器となってあなたの人生を滅ぼしかねないようなものを欲しがらずに、授かっている生命の姿にこそ目を開く学びを致しましょうね。


『たった一度の人生を悔いなく生きるために大切なこと』
曹洞宗尼僧、青山俊薫さんより 海竜社

所長視点

私がいま生命がある奇跡はどのくらいかというと、5億円の宝くじが1000万回連続で当たる確率とほぼ同じだそうです。

それを「当たり前」としてとらえると、不足なところが見えてきて、それ以上の奇跡を求めてしまうようです。

当たり前と思うと「感謝」を忘れてしまいます。

たくさんの奇跡に囲まれている現実に感謝してみると幸せに近づけそうですね

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