ときには焦らず「回り道」をしてみましょう

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「本心を育む」のトリセツ

皆様の本心が刺激をうけ、栄養になりそうなお題を、まさきち所長がチョイスし

まさきち所長視点で解説しています

日々の生活で、真の家庭づくりにお役立てくださればさいわいです

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まさきち所長
まさきち所長

今日のお題は

博報堂ケトル代表取締役社長、嶋浩一郎 さんです

やかん屋さんの社長かしら?

まさきち所長
まさきち所長

企業のPR活動に携わるクリエーターですね。スターバックスコーヒーなどで販売された若者向け新聞「SEVEN」編集ディレクターでもあります

嶋浩一郎×三浦崇宏 「バズるPRは死んだ マーケティングPRは本質化へ向かう」
「戦略PR」の提唱から約10年。未来のマーケティングPRはどこへ向かうのか。「ブームをつくる」「時代に名前をつける」というPRの役割の変化について、最前線を見てきた嶋浩一郎氏、新世代を牽引する三浦崇宏氏が語り尽くす。

今日のお題

ちなみに僕は、くだらないと思える情報ほど、かわいらしく見えます。

だから「どうでもいいことをよく知っているね」と言われるのは褒め言葉です。

同じようなことを言われたことがある人は胸を張っていいと思いますよ (笑)。

世界に誇る日本独自のクールな飲食スタイル「回転寿司」も、「あさっての方向」から飛んできたアイデアから生まれました。

寿司が皿にのってぐるぐる回るスタイルは、「元祖廻る元禄寿司」の創業者が発明したのですが、きっかけは飲食店組合の行事で行ったビール工場見学でした。

ビール工場のベルトコンベヤーで流れているビール瓶を見て、ふと「こんな感じで寿司が客のところまで運べたら手間がかからないのに」と思ったそうです。

行事が終わったあと、さっそく試作機を作ってみたそうですが、やってみるといろいろ大変。

ベルトコンベヤーのコーナーの部分の機構がうまく作れずに頭を抱えました。

しかし、そんなピンチを解決する方法も、これまた「あさっての方向」 からやってきました。

ある日、手にしていた名刺を何気なく扇形に開いたときにピンときたそうです。

「あっ! コーナーをこの形にすればいいのでは?」と。

回転寿司は、実は会社員が最もなじみのある「ビール」と「名刺」がヒントになって生まれたんですね。

そもそも回転寿司の生みの親が、飲食店組合の行事を「面倒くさい」と行かなかったら、寿司が回るイメージが頭に浮かばなかったでしょうし、もらった名刺を扇形に開かなければ、コーナー部分をうまく作れずに、開発をあきらめていた 可能性もあります。

本当にどこでどんなアイデアが生まれるかわかりませんね。

ときには焦らず「回り道」をしてみましょう。

そこに抱えている問題のヒントが転がっているかもしれません。

最近はムダなく事を進める「効率化」が重要視されていますがアイデア創出の世界ではムダこそ重要なんです。

だから簡単に「これはムダ」と、区別しないでほしい。

繰り返しになりますが、ムダな情報こそ、愛でるように接してたくさん集めてくださいね。

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所長視点

最新の進化論で言われていることに、「効率を重視しすぎたとき、その種は滅びる」というものがあるそうです

多くの動物が天変地異、異常気象、疫病に対するのに、無駄なDNAを多く受けついている。

普段役立たない遺伝子であっても、疫病やウイルスに強いものがいて、その遺伝子を持つ者だけが生き残るという事態になる。

だから、普段から役に立たないもの、非効率なもの、ムダなものを持っていることは種の存続にとって重要になります。

いまはムダに思える経験や出会いも、好奇心と面白がる心で受け入れていくと人生が楽しくなるのかもしれません。

ネットで調べれば情報がすぐ手に入り、効率的に過ごすことができますが、たまには空をみながらボーッとした時間を楽しむのも、贅沢な時間かもねー

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