今日のお題は
松下幸之助さんです
経営の神様ですね
晩年は松下政経塾を立ち上げ、政治家の育成にも意を注ぎましたよ
今日のお題
ひろい世間である。
長い人生である。
その世間、その人生には、困難なこと、難儀なこと、苦しいこと、つらいこと、いろいろとある。
程度の差こそあれだれにでもある。
自分だけではない。
そんなときに、どう考えるか、どう処置するか、それによって、その人の幸不幸、飛躍か後退かがきまるといえる。
困ったことだ、どうしよう、どうしようもない、そう考え出せば、心が次第にせまくなり、せっかくの出る知恵も出なくなる。
今まで楽々と考えておったことでも、それがなかなか思いつかなくなってくるのである。
とどのつ まりは、原因も責任もすべて他に転嫁して、不満で心が暗くなり、不平でわが身を傷つける。
断じて行なえば、鬼神でもこれを避けるという。
困難を困難とせず、思いを新たに、決意をかたく歩めば、困難がかえって飛躍の土台石となるのである。
要は考え方である。
決意である。
困っても困らな いことである。
人間の心というものは、孫悟空の如意棒のように、まことに伸縮自在である。
その自在な心で、困難なときにこそ、かえってみずからの夢を開拓するという力強い道を歩みたい。
『道をひらく』PHP
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所長視点
一休禅師が、亡くなる前、弟子達に三巻の遺言を残したという有名な話があります。
もし、寺でどうにもならないほど、困ったことがあったら、この三巻の遺言を開けなさい、と。
一休禅師が亡くなって何年かして、お寺にほんとうに困ったことが起こり、その遺言書を開けることになった。
すると…
一巻目には「大丈夫」
二巻目には「心配するな」
三巻目には「何とかなる」
と、書いてあったという。
嫌なことや、困難なこと、心配事から逃げれば逃げるほど、それらに追いかけられるは、自分の人生に必要なことだからだそうです。
「自分の人生をどう生きるか?」より「人生から困難な出来事を通じて何を問われているのか?」という視点が、私達には重要なのかもしれませんね
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