まあ、それでいいじゃないか

スポンサーリンク
「本心を育む」のトリセツ

皆様の本心が刺激をうけ、栄養になりそうなお題を、まさきち所長がチョイスし

まさきち所長視点で解説しています

日々の生活で、真の家庭づくりにお役立てくださればさいわいです


まさきち所長
まさきち所長

今日のお題は

精神科医、野村総一郎さんです

証券会社みたいな名前ですね…

まさきち所長
まさきち所長

医学博士でもあり、うつ病や

双極性障害を専門としている方ですよ

野村 総一郎|日本評論社
野村 総一郎氏のご紹介。経歴、著作等。日本評論社は1918年創業。法律時報、法学セミナー、数学セミナー、経済セミナー、こころの科学、そだちの科学、統合失調症のひろば、など評価の高い雑誌を定期刊行しています。

今日のお題

私は精神科医として、4年間、延べ10万人以上の患者さんと向き合ってきました。

そのなかには、

●自分は能力が低く、誰にも評価されない

●あの人はズルくて要領がいいのに、自分は不器用で損ばかりしている

●友人たちは、充実した生活を送っていて妬ましい という思いを抱えた人たちがたくさんいました。

そういった悩みや不安の根本的な原因は、どこにあるのでしょう?

大きな理由の一つは「いつも他人と比べてしまっている」というところにあると、私は考えています。

「他人と自分」という関係に悩み、過分に苦しめられているのです。

この悩みに対して、とても有効な方法が一つあります。

それは「ジャッジフリー」という思考を取り入れることです。

「ジャッジフリー」ってどういうこと?と思われる方も多いでしょう。

「ジャッジ」とは「判定する」「判断を下す」という意味の言葉。

さらに言うなら「何が正しいのかを決める」という意味合いを含んでいます。

この「ジャッジすることを、意識的にやめる」というのが「ジャッジフリー」という思考です。

じつは、私たちはさまざまな局面で、この「ジャッジ」という。 な局面で、この「ジャッジ」というものをほとんど無意識にしてしまっています。

優劣をつけ、勝ち負けを意識し、上に見たり、下に見たりしているということです。

●お金がある人は幸せ。ない人は不幸。

●顔がいい人は幸せ。そうでない人は不幸。

●仕事で評価されている人は偉い。されていない人はダメ。

●友人が多い人は素敵。少ない人は寂しい。

●話が上手な人はかっこいい。ロべたな人はかっこ悪い。

こんなふうに、数え上げればキリがないほど、世の中は「ジャッジ」にあふれています。

精神科のクリニックにも、こうした「ジャッジ」に苦しんでいる人がたくさんます。

そんなとき私は患者さんたちに「自分で勝手に優劣をつけてしまっているだけでは ありませんか?」と問いかけ、「その行為をしている事実」をまず理解してもらうよう努めます。

そして「ジャッジしないことの大切さ」をていねいにお話ししていきます。

ジャッジフリーという言葉は私の造語なのですが、ストレスのない生活を「ストレスフリー」なんて言うでしょう。

そのストレスを生み出している原因の一つが「ジャッ ジ」にあります。

ですから、ストレスフリーを目指すなら、まず「ジャッジフリー」から始めてみてほしいのです。

『人生に、上下も勝ち負けもありません』文響社
https://amzn.to/2VddHCo

所長視点

古代中国の思想家・老子のメッセージとして

「やまない雨はない、明けない夜はない、もう少しだけじっとして、嵐が過ぎるのを待とう、いつかは必ず終わる」

「まあ、それでいいじゃないか」

「それも一つの人生」

「弱くても、華々しくなくても、それでいい、むしろ弱いほうがしぶとく生きられることもある」

老子の言葉が、2500年以上の時を超え、国をも超えて、今なお多くの人の心に影響を与え続けています

それだけ各時代の人たちが継承されてきたわけですから、ある意味「人間の生き方」として的をエている証拠とも言えます。

気楽にいこうっと




※下のボタンから、MCネットを登録すると毎日、朝7:00に自動的に配信されます。
まだ登録されてない方はどうぞ

↓↓↓
友だち追加

コメント

タイトルとURLをコピーしました