今日のお題は
鍵山秀三郎さんです
あ!トイレ掃除の方ですね
イエローハットの創業者で、創業以来40年以上続けている「掃除」が
世間の評判を呼び、のちに掃除運動を広げた中心的な方です
今日のお題
鍵山秀三郎さんの話である。
「会社を永続するには、人から感心されるような程度のことをやっていてはだめ。
人から感動される人間にならなければだめ。
どうしたらなれるか。
自分にとって割の合わないことを笑顔ですすんで引き受けていく、それを続けていくこと。
その時、人はよくあそこまでやったなと感動してくれる」
「割りに合わないことほど、将来よいことが起こる種まきになる。
逆に都合のいいこと、利益が出ることをやって、人からうまいことをやっているなあと思われるようなことをしていると、長い目で見ると、いいことが起きない。
逆にマイナスのことが次々と起きてくる」
40余年下座行(げざぎょう)に徹してきた人の言葉は、心に深く染み入った。
また、鍵山さんはご自身が感銘を受けた言葉も紹介された。
「困難と失敗を同一視することほど危険なものはない。
いまはまだ困難なだけで失敗ではない」
困難なことが起こると、普通、人はそれを失敗と思ってしまうが、そうではない…実践者の苦闘から生まれた叡智の結晶のような言葉である。
鍵山さんは最後の言葉をこう締めくくられた。
「どんなにいい教えを受けても、どんなにいい話を聞いても、その受け止め方、それを自分の人生、事業にどう生かしていくか、その差は天と地ほどの開きがある」
言葉の力は、発する者、受ける者の力量の相乗によって導きだされることを私たちは知らなければならない。
『小さな人生論 3』致知出版社
所長視点
物事がうまくいかないときに、その現状を受け止め、自分のできることをやり続けていくなかで智慧が与えられ、道を拓いていく人とそうでない人の差はどこにあるのでしょうか?
割のあわないことや、みすみす損をするようなことを、感謝して生活している人か、不平を言って背を向けている人かの差になるような気がします。
神様も割のあわないことや、損をするようなことを感謝するような生き方がお好きなようです。
神様ご自身の人生(神生?)もそのような生き方をされてきたのかもしれませんね
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