今日の本の引用は
『これはしない、あれはする』
小林照子 著になります
今日の本の引用はこちら!
私は6歳になるまでのあいだに、3人の母と2人の父に育てられました。
生みの親は私が3歳のときに離婚。
父と父の再婚相手に育てられましたが、私が6歳のときに父が病気で他界。
私は大人たちの話し合いの結果、父の再婚相手の兄夫婦に
もらわれることになりました。養母は私が10歳のときに骨盤カリエスになり、8年間寝たきりになりました。
そして私が18歳のときに死亡。養母の白装束を縫い、
木桶に養母を入れてリヤカーで火葬場に運びました。
骨壺を胸に抱いて、ひとり家に帰ってくる私の姿を見た女性が、
涙ぐみながら言いました。「照子ちゃんはかわいそう。ほんとうにかわいそう」
私自身、自分の身にはなぜ次から次へと試練が課されるのかと
考えたことがあります。
でも、自分が「かわいそう」とは思ったことがありませんでした。「私って、かわいそうなんだ」
他人に言われて初めて、自分の憐れさに気がつきました。
~ 美容研究家 小林照子さんより ~
亡くなった養母の骨壺が急に重たく感じられ、
私は道端で嗚咽しながら泣きました。
でも、ひとしきり泣いたあと、私は思いました。
私の人生はたしかにふつうではないかもしれない。
けれど、それが私に与えられた人生。
私はもう「ふつうに見える人生」とくらべるのはやめよう。
「ふつうに見える人生」にあこがれるのもやめよう。
私は、私の人生を引き受けよう。そう決心したのです。
本のポイントはここ!
小林照子さんの言葉
「いつまでも春にならない終わらない冬はない。
明けない夜はない。つらくても苦しくてもいまが「学びの時間」
こんな人生のはずではなかったと投げやりになってしまうと、
いまという大切な時間がただただ悲しいものになってしまいます。
人生を投げ出すのか、引き受けるのか。
文句を言って生きるのか、体験から学んで生きるのか。
それを決めるのは自分です。自分しかいないのです。
そして機嫌よく生きる」
尊敬します
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