時間を超えて通じる生き方

スポンサーリンク

「本心を育む」ブログはこんなブログです

最近『成長が止まっている…』と

感じている人に、

身の回りの出来事を心の成長に

つなげるヒントを、本の中から

所長がチョイスし『エキス』として

提供します


所長
所長

今日のエキスは

春日大社宮司 葉室頼昭 著

『神道と《うつくしび》』

からの引用です


葉室頼昭さんはこんな人です

精神世界の叡智 - 人生に役立つスピリチャルの本をご紹介
人生に役立つスピリチャルの本をご紹介


今日のエキス

おとぎ話というのは、昔から何度も何度も語り伝えられていくうちにだんだんと研ぎ澄まされた、素晴らしい真実の話なのです。

このおとぎ話というのは、いかにも子ども向けの話のように見えるけれども、この中には人間の生きるべき真理、いのちというものが理屈なく語られているのではないかと思います。

子どもの時、毎日のように、おじいさんおばあさん、お父さんお母さんから、同じおとぎ話の話を聞いても、あきないで子どもたちは聞きます。

これは理屈ではなく、世の中の神さまの真実のいのちを伝えているからだと思います。

「浦島太郎」というお話しがありますね。これは人間の生きる道は、他の動物とは全く違うということを伝えているお話だと思います。

人間以外の生物は、みな自分が生きるために食料を求め、子どもを産んで生きていますが、人間だけは自分のために生きるのではなく、人を幸せにするということで生きているのです。

自分以外の幸せのために生きるというのは、人間以外にはおりません。

これをむずかしいことばで言えば、陰徳ということだと思います。

陰徳というのは、人に知られずによい行ないをすることです。

浦島太郎が、子どもたちがいじめている亀を助けるというのは、助けたからといって、自分が何か見返りを求めるということではない。

ただかわいそうだから助けてあげただけです。

何ら見返りを求めない。

そうしたら亀がお礼にと言って竜宮城に連れて行ってくれたというお話です。

つまり、見返りを求めない陰徳の生活をすると、神さまの世界に近付けるという、人間本来の生き方が語られています。

それに比べて現在の人間は、特に戦後の日本人は、外国から入ってきた理屈の教育で、人のことよりも自分の目先の欲だけで生きるという我欲の生活をするようになったため、 現在のような乱れきった世の中になってしまったのだと思います。

人の幸せのために生きるなどと言うと、そんなことでは今の世の中は生きてはいけないという人がたくさん いますが、これはまったく逆だと私は思います。

神社でも、ただ神さまをお悦ばせする祭りだけを、繰り返し繰り返し行っております が、その結果、春日大社は千三百年たった現在でも、祭りは続き繁栄しています。

これこそ人間の生きる道を、神社の祭りは示していると私は思うのです。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

神道見えないものの力新装版 [ 葉室頼昭 ]
価格:1760円(税込、送料無料) (2022/2/26時点)


今日のポイント

「古くて古いものは滅び、新しくて新しいものも滅びるが、古くて新しいものは栄える」と神道ではいわれています。

陰徳を積む生活こそ、古い考え方でありますが、人間社会のなかでは古くから滅びずに続いてきています。そして新しい自分を創り出してくれる秘訣でもあります

時間を超えて通じる生き方を大切にしていきたいですね

毎日の生活にもっと深めたい方へ

まさきち所長への相談窓口

ブログ上記の『感想はこちら』か下記の『メニュー → 感想はこちら』からお送りください

所長
所長

待ってます~ 


MCチャンネル登録

下のボタンから、MCネットを登録すると毎日、朝7:00に自動的に配信されます。

まだ登録されてない方はどうぞ


↓↓↓
友だち追加

コメント

タイトルとURLをコピーしました