『一歩進む勇気』を持ちたい方へ

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「本心を育む」ブログはこんなブログです

最近『成長が止まっている…』と感じている人に、

身の回りの出来事を心の成長につなげるヒントを、

本の中からまさきち所長がチョイスし『エキス』として提供します


所長
所長

今日のエキスは

林 覚乗 和尚著の

『心ゆたかに生きる

からの引用です


林 覚乗 和尚さんはこんな方です

林 覚乗 プロフィール|講演依頼・講師派遣のシステムブレーン
講演会・セミナー・研修の講師紹介からオンライン講演運営まで、業界別専門コンサルタントが安心の一貫サポート。創業45年、開催実績20万件以上、登録講師15000名と業界屈指!


所長
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このエキスを心が吸収すると

一歩前に進む勇気が

湧いてきます


今日のエキス

広島の女子高生のA子ちゃんは生まれた後の小児麻痺が原因で足が悪くて、
平らなところでもドタンバタンと大きな音をたてて歩きます。

この高校では毎年7月になると、プールの解禁日にあわせて、
クラス対抗リレー大会が開かれます。

クラスから男女二人ずつ四人の選手を出して、一人が二十五メートル泳いで競争します。
この高校は生徒の自主性を非常に尊重し、生徒たちだけで自由にやるという水泳大会で、
その年も、各クラスで選手を決めることになりました。

A子ちゃんのクラスでは男二人、女一人は決まったのですが、残る女一人が決まらなかった。
そこで、早く帰りたくてしょうがないそのクラスのいじめっ子が、
「A子はこの三年間体育祭にも出ていないし、水泳大会にも出ていない。
何もクラスのことをしていないじゃないか。三年の最後なんだから、
A子に泳いでもらったらいいじゃないか」
と意地の悪いことをいいました。

A子ちゃんは誰かが味方してくれるだろうと思いましたが、
女の子が言えば自分が泳がなければならないし、
男の子が言えばいじめっ子のグループからいじめられることになり、
誰も味方してくれませんでした。
結局そのまま泳げないA子ちゃんが選手に決まりました。

家に帰りA子ちゃんは、お母さんに泣いて相談しました。
ところが、いつもはやさしいお母さんですが、この日ばかりは違いました。

「お前は、来年大学に行かずに就職するって言ってるけど、
課長さんとか係長さんからお前ができない仕事を言われたら、
今度はお母さんが『うちの子にこんな仕事をさせないでください』
と言いに行くの?
たまには、そこまで言われたら
『いいわ、私、泳いでやる。言っとくけど、うちのクラスは今年は全校でビリよ』と、
三年間で一回くらい言い返してきたらどうなの」
とものすごく怒ります。

A子ちゃんは泣きながら、二十五メートルを歩く決心をし、
そのことをお母さんに告げようとしてびっくりしました。

仏間でお母さんが髪を振り乱し、
「A子を強い子にしてください」と必死に仏壇に向って祈っておられた。

水泳大会の日、

水中を歩くA子ちゃんを見て、

まわりから、わあわあと奇声や笑い声が聞こえてきます。
彼女がやっとプールの中ほどまで進んだその時でした。

一人の男の人が背広を着たままプールに飛び込み
A子ちゃんの横を一緒に歩き始めた。
それは、この高校の校長先生だったのです。

「何分かかってもいい。先生が一緒に歩いてあげるから、
ゴールまで歩きなさい。はずかしいことじゃない。
自分の足で歩きなさい」
と励まされた。

一瞬にして、奇声や笑い声は消え、みんなが声を出して彼女を応援しはじめた。
長い時間をかけて彼女が二十五メートルを歩き終わったとき、
友達も先生もそして、あのいじめっ子グループもみんな泣いていました。

『心ゆたかに生きる』林覚乗・


エキス吸収サポート

2022年にチャレンジすることを決める


母の強さと優しさ、校長先生の思いやりの深さ…

これを惻隠(そくいん)の情というそうです。

自分一人で越えてきたようでも、それを支えてくれていた存在がいます
真の意味での、優しさと思いやりは、ただ手助けすることではなく、相手を一人の人間として尊重し、自立を見守ること。

私も惻隠の情をもちたいですね

毎日の生活にもっと深めたい方へ

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