今日のお題は
岡本太郎さんです
今日のお題
人間は自分をきつい条件の中に追い込んだときに、初めて意志の強弱が出てくる。
この点を、実に多くの人がカン違いしている。
たとえば、画家にしても才能があるから絵を描いているんだろうとか、情熱があるから行動できるんだとか人は言うが、そうじゃない。
逆だ。
何かをやろうと決意するから意志もエネルギーもふき出してくる。
何も行動しないでいては意志なんてものありゃしない。
自信はない、でもとにかくやってみようと決意する。
その一瞬一瞬に賭けて、ひたすらやってみる。
それだけでいいんだ。
また、それしかないんだ。
意志を強くする方法なんてありはしない。
そんな余計なことを考えるより、ほんとうに今やりたいことに、全身全霊をぶつけて集中することだ。
ひたすらそれを貫いてみる。
はたからみれば、あの人は何という意志の強い人なんだろうということになるんだ。
あっちを見たりこっちを見たりして、まわりに気をつかいながら、カッコよくイージーに生きようとすると、人生を貫く芯がなくなる。
そうじゃなく、これをやったら駄目になるんじゃないかということ、まったく自信がなくってもいい、なければなおのこと、死にもの狂いでとにかくぶつかっていけば、情熱や意志が わき起こってくる。
世の中の一般の人は、あの人は意志が強いから、これだけのことをやったんだと評価するかもしれないが、今言ったように、それは順番を取り違えているんだ。
繰り返して言う。
うまくいくとか、いかないとか、そんなことはどうでもいいんだ。
結果とは関係ない。
めげるような人は、自分の運命を真剣に賭けなかったからだ。
自分の運命を賭ければ、必ず意志がわいてくる。
もし、意志がわいてこなければ運命に対する真剣味が足りない証拠だ。
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所長視点
頭の中で考えているだけで、なかなか行動できない人に多いのは、「リスクをとれない」こと。
日本人はゼロリスク思考が強いと言われていて、なにに対してもリスクをゼロにしたがるし、行動できない理由にする傾向があります
リスク=危険度 と捉えがちですが、リスクは計算できる不確実性のことで、何に対しても行動する以上はリスクはゼロのなりません
そう考えるとリスクをとれないのは、危険だからではなく、先行きがわからない不安が大きいのかもしれません
失敗してしまうリスク、笑われてしまうリスク、それを受け入れて一歩を踏み出す勇気。
エネルギーがないから動けないのではなく、動き始めないから、エネルギーが湧いてこないそうです。
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