今日のお題は
ノートルダム清心学園理事長
渡辺和子さんです
私、この方の本は好きです~
1984年にマザー・テレサが来日した際には
通訳を務めたりしてますね
今日のお題
他人にどう見られているか、他人からどう評価されているかは、いつも気になることです。
ほめられればうれしいし、けなされれば哀しい。
嫌われれば悲観し、好かれていれば心は安らかです。
尊敬されれば生きる勇気が与えられ、反対に軽蔑されたり、無視されれば、生きる自信まで失ってしまう。
それが人間なのです。
しかし、他人の評価とか別に、「自分」が存在することも忘れてはなりません。
他人の評価には、確かに的確なものもあり、それに謙虚に耳を傾けることも重要です。
しかし、他人の評価がすべてではないことも知るべきです。
他人も不完全な人間だからです。
人見るもよし
人見ざるもよし
我は咲くなり
(武者小路実篤)
何はともあれ、「咲く」ことがたいせつです。
それは、他人の評価を受けとめる主体性の問題と言ってもいいでしょう。
ほめられればありがたく受けとめ、悪く言われれば、それも受けとめてゆく。
しかし、いつも心の底には、他人の毀誉褒貶(きよほうへん)にかかわりなく存在する「自分」を温かく、しかも冷静に見つめる姿勢がなければなりません。
そして、自分だけが咲かせられる花を一番美しく咲かせていこう、という決意と努力がたいせつです。
花が咲くために太陽、空気、水等が必要なように、人間が「咲く」ためには「愛」が必要です。
それは、自分の自分に対する愛であり、他人の愛であり、さらに神、仏のみが持ちうる無条件の愛なのです。
『幸せはあなたの心が決める』PHP研究所
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所長視点
カチンときたりイラッとしたりするような、自分の心にひっかることがあると、環境や人のせいにすることが多いようです。
ある面、それは自分の心のデコボコを削って、水晶のようなまるい心に育むために必要なことのように思います
嫌がらずに受け入れていくと心がまるくなってくる。
そうすると、人の言葉や行動に引っかからなくなるし、水晶が周りから入ってくる光をそのまま吸収するように、自分の環境をすべてうけいれながら、愛を感じるようになり、自分の個性が花開く… なんて人生はかっこいいですね
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