時実新子さんにこんな言葉がある。
「太郎を呼べば太郎がくる」
これは、時実さんが祖母から教えてもらった言葉だそうだが
「不幸を呼べば不幸がくる。幸せを呼べば幸せがくる」という意味だという。
我々は日ごろ、色々なものを呼んでいる。
グチや不平不満・文句とかを言っていれば、グチや不平不満を言いたくなるような状況がやってくる。
つまり、グチや不平不満を呼んでいる。
ツイてるとか、うれしいとか、楽しいと言っていれば、運や、うれしいこと、楽しいことがやってくる。
つまり、運や、うれしいこと、楽しいことを呼んでいる。
すべての今起きている現象は、自分が呼んだからやってきている。
「幸も不幸もない」
世の中には、「幸」という現象も、「不幸」という現象もない。
自分がある現象を見てそう感じただけ。
つまり、「幸せ」を呼べば「幸せ」が来る。
だからこそ、「呼ぶ」ことが大事。
いいことも悪いことも、呼べばやってくる。
どんなときも「幸せ」を呼ぶ人でありたい。
所長視点
中華料理店に入って、「麻婆豆腐が食べたい。麻婆豆腐が食べたい」と切に思っていても
「ご注文は何にしますが?」と店員さんに聞かれたときに
「味噌ラーメン」と言えば、必ず味噌ラーメンが運ばれてくる。
気をきかせて、「本当は麻婆豆腐が食べたかったんですよね?」とはいってくれません。
そうなると、自分の心の声を言葉にするのが、幸せになるコツになりますが「そんなことは言ってないのに!」といいたくなるような現象が目の前に現われたときが重要です。
鏡は先に笑わない。目の前の現象が、自分の心の声として受け止めていくことで修正されていきます
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