まずは面白がること

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本心を育む人生を出発しましょう

実は本心を育むのに一番有効な手段は『本を読むこと』です。
なぜなら、本を読むことは人との深い出会いになるからです

人望がある人に共通しているのは、常に本を読んでいることと言われています
私は50年に人生でそれを実感しました

FUJU
FUJU

今日は引用は

60代からもっと人生を楽しむ人、ムダに生きる人

になります

今日の本の引用はこちら!

この暮れで、私は満七十四歳になった。年齢を聞くと、だれでも、何というおばあさんかと呆れる。しかし、本人の私は、自分のことをおばあさんなどと思ったことは一度もない。私は民謡の踊りを習っているが、自分の踊っている格好を鏡に映してみても、おばあさんが踊っているとは思わない。
この間、アメリカのシアトルで美容院をやっているという人に会って、この話をしたら、一度アメリカに来て、その踊りをアメリカ人に見せてやらないかと言う。こんなとき、私は決して、「まァ、そんなことはできませんわ」などとは言わない。七十四歳でも、アメリカ人の前で平気で踊れる、と思うのである。
私は何でも、まず、面白いな、と思う。面白いと思ったものは、すぐに行動に移す。

七十四歳になっていても同じである。行動に移すと、たちまち、もっと面白くなる。体に弾みがつくからだ。
ときには人に、やれやれと思うようなことを頼まれることもある。いやだな、と思ったら、やり切れない。そんなとき、いやだと思わないコツは、まず、体を動かして、一歩、そのために歩き出す。

その事柄に身を入れる。突入する。何のことはない、いやだと思ったのはまちがいで、実はこんなに愉しいことなのではないか。そう思うようになる。
愛する、などと人は言うが、これは違った言葉で言うと、一歩、そのことのために歩き出すことではないのか。弾みがついて、もっとそれをしたくなることではないのか。
いやだと思わず、まず面白がることではないのか。すると、困難だと思ったことが、とても愉しくやれるのではないか。私はいつでもこの流儀で、ものごとの中に突入する。
面白くないということはほとんどない。弾みがつくから面白くなるのである。人間はコマと同じである。
「どうしてそんなにお若いのですか」とよく人が私に訊くが、私は朝晩のいろいろなことを、面白がってやることだと答える。何のことはない。たったそれだけのことである。

『60代からもっと人生を楽しむ人、ムダに生きる人』PHP研究所

今日のポイント

「昔はどうだった」とか「あの時は楽しかったね」と昔のことばかり話をする人は、昔をなつかしみ、過去を振り返る、現状を楽しんでいない人の特徴です。それは現状に不満を持ち、過去に逃げようとする兆候でもあります

今を楽しんでいる人は、あらゆることに好奇心があり、面白がる。そして行動力がある。

世の中に、「面白いこと」や「楽しいこと」が転がっているわけではなく、それを「面白がる」「楽しむ」かどうかがの差になります

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