まさきち所長
今日のお題は 曹洞宗徳雄山建功寺住職、枡野俊明(ますのしゅんみょう)さんです。庭園デザイナーとしても活躍していてカナダ大使館などの庭園をデザインしています
「禅は困難な時代を生き抜く支えになる」 枡野俊明氏 | NIKKEIリスキリング
いい時も悪い時も「今ここ」を精いっぱい生きる逆境があるから人生は面白い――横浜市にある曹洞宗徳雄山建功寺の住職を務め、庭園デザイナーとしても活躍する禅僧の枡野俊明さん。このほど、逆境を生き抜く支えとなる禅の考え方をまとめた『人生は凸凹(で…
今日のお題
ともに仕事をした仲間が、会社を辞める。
ともに厳しい練習に耐えてきた仲間が、チームを去る。
三日にあげずともに酒を酌み交わした仲間が、転勤で遠方に行ってしまう。
どんな形であれ、親しい人との親しい時間がなくなってしまうのはさびしいことです。
去る者の背を追いかけていきたいくらいの未練が残るかもしれません。
しかし禅に、「去る者を追わず」という言葉があるように、別れのつらさ・さびしさを引きずることなく、淡々と見送るまでのことです。
そもそも付き合いが途絶えてしまうのは、結ばれた「縁」が切れただけのこと。
場合によっては復活することもあるし、どういうわけか切れない「腐れ縁」みたいなものもあります。
この「去る者は追わず」と同じくらい大事なのは、「来る者は拒まず」という姿勢です。
自分と接点を持った時点で、それは大切な「ご縁」なのです。
縁は人為的にコ ントロールできるものではありません。
いうなれば「自然の巡り合わせ」ですから、あれこれ深く考えず、「去る者は追わず、来る者は拒まず」でいいのです。
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所長視点
仏教では「苦しみ」のことを「思い通りにならないこと」だといいいます
世の中のほとんどのことは、自分の思い通りにはなりません
だからこそ、目の前にやってきた「ご縁」に感謝する生活をすることで「ご縁に導かれて」人生はうまくいくようになるのかもしれませんね
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