本心を育むNO489 いい会社いい家族

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会社を永続させようと思うなら、取るべき経営の方向は自ずと決まってくる。
たとえば、事業を一気に急速拡大する戦略をとるなら、リスクが多すぎて、100年、200年と続く会社にするには難しい。
逆に、コツコツと内部充実をはかり、会社を財務的にも、組織的にも筋肉質にしていくこと。
それは、不況や天変地異があってもびくともしない会社。

松下幸之助翁のいう「ダム式経営」だ。
ダム式経営とは、ダムがいつも満々と水をたくわえているように、不測の事態に備えて、資金も人材も蓄えておかなければならない、というもの。
そうすれば余裕を持った経営ができる、と。

そして同時に、企業を永続するためには、働いている人一人ひとりが幸せになり、そのことによって、まわりも幸せになっていくこと。
まさに、アメリカのサウスウエスト航空の企業ポリシーがそれだ。
それが、「お客様第二主義、従業員第一主義」。
そのことによって、サウスウエスト航空は、40年もの間、黒字経営を継続している。

従業員を幸せにすれば、顧客も、地域社会も、取引先も自然と幸せになっていく。
だが、その逆は難しい。

それは、王道と覇道の違いでもある。
『王道とは、努力多くして、「利」少ない道。 覇道とは、努力少なくして、「利」多い道』

長く続く「いい会社」をめざしたい

人の心に灯を灯す  西原宏夫さんより 


所長視点

家族のために仕事を頑張っていることを理由に、家族よりも仕事を優先していると、いつの間にか家族との情の関係が離れていってしまうことがあります。

時間は有限です。限られた時間のなかで、何が大切なのかの優先順位をしっかりともってないと、「こんなはずではなかった…」という自体になってしまいます。

「忙」は「心」を「亡くす」と書きます。忙しいを理由に家族と向き合う時間を削っていき始めたら赤信号ですね

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